こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

それぞれの国、人々の民主主義

2023年10月23日 | 日本のこと、世界のこと
週末に季節は一歩進んで、先週は半袖の上にジャンパーだったが、きょうは長袖を着ている。
空気は乾いていて、穏やかなひがもう少し続くようだ。
今年は鎌倉も紅葉が期待できるのではないかと思っているが、どうなるだろう。

EU本部のあるブリュッセルでパレスチナ問題に関する大規模なデモが行われたというニュースを見た。
一般市民の政治への意識の高さが見える。
日本でそんなことをしたら特定の政党の差金かと思われるのが関の山で社会全体に問題意識を広げることなどできない。
こういうところが民主主義を自ら勝ち取ってきたヨーロッパの国々と日本の違いだが、逆にいうとそれはヨーロッパというごく一部の国でのことで、世界中では日本のような国が圧倒的ではないか。

血で勝ち取った民主主義、その民主主義を輸入して始まった民主主義、解放等なのもとに始まった民主主義、実質的には独裁政治に陥っている民主主義、いつ軍部が出てきてしまうかわからない民主主義、そのほか様々な形の民主主義がそれぞれの国にあり、機能していたり機能不全に陥っていたりする。

日本では昨日、衆参の補選がそれぞれ一つ行われた。
選挙結果に対する評価は与野党それぞれあるが、いずれも論点は経済対策、それをどうするかの方法論になってしまっているのではないだろうか。
公約にはほかのことも含まれているだろうから、世界における日本のプレゼンスを述べてもいるのかもしれないが、結局、世界のことより自分たちの生活の方がよほど大切で、例えば私もガソリン税は安くしてほしい。
ただ、ウクライナ、パレスチナの安定は世界の食料、エネルギー問題に直結するので、そういう観点から和平交渉についてが話題になってもよかったのではないか。
いずれにせよ、これが日本の民主主義なのだ。
二人とも男

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