梅雨に入ると私のくせっ毛はクルクルになってしまう。そうなる前に床屋に行きたいと思っていが、今日は仕事を時間通りに終えることができたので、無事髪の毛を切ってもらうことができた。床屋は丸の内にあるが、東京駅の改札を出た時にはビルの間から細い三日月が見えた。今日もいい天気だったのだろう。
思い返すと今日も忙しかった。朝から迅速診断があってむちゃくちゃ緊張し、切り出しがあり、腫瘍カンファレンスでは病理医として意見を述べ、会議(もちろんウェブ形式)もあって、その他にもいろいろあったし、もちろんルーチンの標本診断も。よくこれだけ多くのことをこなせるものだと思うが、一人病理医だから仕方がない。
それでも今日仕事が順調に進んだのは、メールが少なかったからだと思う。職場のアドレスに来た直接仕事に関わるメールは全部で5通。G mailのほうは宣伝メール以外は来なかった。メールが来たら来たで、いちいち対応しないといけないので困るのだが、少なければ少ないで、私が忘れられつつあるのではないかと不安になる。これまたデジタル鬱か。とにかく、メールが少なかったおかげで、対応していなかった積み残しメールを3本処理できた。
考えてみるとウェブ会議なんて、メールが動画になっているようなものではないか。と言うのは考えすぎだが、メール審議と本質的には同じような気もする。
梅雨前にさっぱり
亡くなった娘が入院中、病理医の診断が最重要でした。娘を納得させるために、主治医が病理医の所見を丁寧に説明してくださいました。拝顔できない病理医という仕事を知りました。
こちらの方は内省が深いですね。これからも寄らせていただきます。
床屋さんに、
「くせっ毛の人はセットはしやすいんですけど、放っておくとねー」
などとといわれながら、短くするというよりは梳くようにしてもらい軽くなりました。