こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

知的作業の課題

2020年08月10日 | 日々思うこと、考えること
猛暑。
朝起きたらすでに30度。暑すぎて蚊も出てこない。
まずは昨日発見した水につかったものを始末し、あとは花木への水やり。この時期朝晩水をやっても気がつけば鉢植えのものの多くは萎れている。地植えのものにしても、植えたばかりの夏の花はやっぱり弱ってしまって、こまめな水分補給は植物にしても同じ。熱中症にはご注意を。

3連休といってもどこかに出かけるわけではない。観光地に住んでいるので、観光なら近所を歩けば済むが、観光客とすれ違うのもためらわれ、結局のところ閉門蟄居、ステイホーム。まあ、これほど暑いとほんの10分でも出歩く気にならない。今日敷地外に出るのは朝のゴミ出しだけになるような気がする。
こんな日は、冷房を入れた部屋で本を読んだり、勉強したり、それこそブログの整理をしたりすればいいのだろうが、なかなか書く気、読む気が起きてこない。せめて考えようと思っても、難しいことだとなかなか気力が続かない。
腹に落ちる役立つエントリーが多く、ほぼ毎日読ませていただいているブログがある。その方が先日、コロナ感染拡大の中での長距離移動ーーーお盆の帰省やGoToのことーーーの是非について投げかけた。これまでのその方のエントリーから、長距離移動なんてもってのほか、そんなことをする人間なんてどうかしているーーー実際のところはもっと過激な表現だがーーーというような展開になるのかと思って読み進めていたら、「どっちを選択しても、人それぞれだからいいけれども、けっこう大変な知的作業になることだけは、確かだ。」と。

頭をガツンとやられた。すぐにコメントを入れようかと思ったのだが、そういうやり取りを読者に求めているのではないだろう。あくまでも私たち読者への投げかけだ。
それも、妥協点もしくは落しどころのようなところを見つけて手打ちで済ませようとするそこいらへんの政治家・官僚のような手法ではなく、ちゃんと考えてね、ということだ。

新型コロナウイルス感染症というものがさらに明確にした社会の分断。今まで見えていなかったものが露わとなって、今は価値観がリセットされている局面というのはその方のエントリーから学ばせてもらったこと。だが、感染症はあくまでもきっかけだ。

難問だけど、哲学かぶれの私には格好の思考トレーニングとなりそうだ。私も知的作業の課題を与えられたつもりになって、自分の”オンボロ頭”を叩いて知恵を絞りたい。
大変そうだが、わくわくする作業にならだろう
アクセス数は気にしない

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