JR横須賀線の鎌倉駅のホームは南北に長い。北鎌倉駅もそうだがあちらは山の中にあるのでちょっと様子が違う。横須賀線は15両で一編成なので、端から端までだと300メートルもあり、ホームの端と端とでは、様子もずいぶん変わる。鎌倉駅のホームの南端、すなわち逗子側は今日のように南風が強い日は潮の香りが強い。普段私は北の端、北鎌倉側、すなわち先頭車両の方に乗るのだけど、そちらの方は建物が横に迫っていて南端ほど風通しは良くない。今日は天気もよく、潮の香りを嗅ごうと思い、ホームのいつも乗るのとは逆の端まで歩いて横須賀線の後ろから2両目に乗ることにした。
ここからだと江ノ電が鎌倉駅にゆっくりと入ってくるのが見える。緑の屋根の小さな電車が折り返しすぐに出ていくのを眺めつつ潮風を体で感じるだけで今日一日、頑張れそうな気がする。今日一日、平穏無事に過ごすことができたらなおいい。
そのうちやってきた下り線からは、早起きの観光客が続々と降りてくる。今日も鎌倉は賑わうのだろう。そういえば、今年はまだ材木座にも由比ヶ浜にも行っていない。週末あたりに行ってみようかと思う。
電車が上り線に入ってくるが、ここではまだ相当なスピードだ。いつもより少し遅い電車だからか、ホームには男性よりも女性の方が多い。
昨日の続きを書こうと思っていたけど、この心地よい潮風に気勢を削がれてしまったので、続きはまた明日に。
ああいうのは一気に書かないといけないのに