健康なとき、自分の体を意識することはほとんどない。でもいったん体のどこかが傷んでしまったら、自分の体の存在というものを否応なしに感じるようになる。それが急な大怪我だったり、大病だったりしたら、もう大変なことだ。
そう考えると、自分の体というものを意識しないでいることができるというのはとても恵まれた状態にあるということだ。不肖コロ健、今日のところは自分の体を意識するようなことはない。だが、全くの健康体というわけでもない。手足の関節はギシギシするし、虫歯もありそうだ。少々胃も痛い。体の隅々までを意識すればそのようなところはいくらでもある。普段から、こういう体の小さな不具合を注意しながら生きていけたら、いざというときにもそうあわてずに済むように思う。
全く何もないというのであれば、自分の一挙手一投足を意識するのもいいだろう。グーパーを意識的するというようなことも良いだろう。
丁寧に生きる