思いもよらなかった強い風の1日。所用があり午前中休みをとって、あたりがすっかり明るくなってから家を出たが、もの凄い風で辺りを見て回るような状況ではなかった。お日様が照っていたので大丈夫だろうとマフラーをまかずに出たが、コートの襟から風が入ってしまい、参った。北海道のことを思えば大したことはないのだが。
出がけに植木鉢のムスカリが蕾を出しているのを見つけた。あちらこちらに植えたチューリップもしっかり芽を出し、どれもがずいぶん伸びてきている。昨日、妻が友人からミモザをたくさんいただいてきて、それをリースにした。玄関の前に飾っていたが風に飛ばされてしまってないかちょっと心配になった。今日明日は寒いが、明後日からはだいぶ暖かくなるらしい。明日は雨水、季節は本格的な春に向かっている。
また、自民党の代議士が夜にバーに行ったのがばれて離党した。総理大臣はじめ、政治家というのはすこぶる特殊なひとたちだということが、コロナ禍のおかげでずいぶんよくわかった。医者なんて、私の周りはみなブルーカラーで、誰もが知力体力をとことんまで使ってへとへとになるまで働いている。若い先生はさらに勉強して、研究して、さらには遊びにも行くだろうが、コロナ禍で何かあったら大変なので、遊びは自粛して皆孤食。まあ、遊んでいるのもいるだろうが、感染のリスクが高いのは皆自覚しているから、よほどのバカでない限りそうそういないだろう。私の場合は、遠距離通勤、宿舎などあてがわれないから、家にたどり着くので精いっぱい。今日など夜のカンファレンス(他施設の先生に参加してもらうため、ただし現在自粛中)だから余計に参る。今般離党した代議士が飲み始めた時間にカンファレンスが始まる。クラブだかバーだかで陳情を受けたり打ち合わせをする政治家がうらやましいわけではないが、せめて自粛期間中は国民の模範になる行動をしてほしい。同じ大人として、そんな人には政治の場からは退場していただきたいと思う。
いよいよ医療従事者への新型コロナウイルスワクチン接種が開始となった。国内で接種第1号となった病院の院長は「ワクチンはコロナ対策で重要な位置づけで、院長として率先して受けた。」 とコメントしたそうだが、そうまでして頑張る医者って、いったい何なのだろう。もちろん世の中そんな医者ばかりではないし、私だって口先ばかりだが、それでも行動は律しているつもりだ。
政治を変えよう