こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ムラ社会的発想が生むマスクプレッシャー

2023年03月14日 | 自然災害・事故・感染症
あれやこれやとあった週末が過ぎても、まだ忙しさは続いていて心はちょっと疲れている。
今週末も学会続きで、泣けてくるが、仕方ない、せっかく参加するのであれば積極的に臨まなくてはもったいない。
もう一踏ん張り頑張っていようと思うのだが、昨晩は妻に少し乱暴な物言いをして悲しませてしまった。
反省しなくてはならない。

昨日は朝焼けが綺麗だったが、夕焼けもなかなかだった。
横浜の大学病院を訪ねた時はもう日没後だったようだが、残照に照らされた空とその光のあたった病院の巨大な建物は美しかった。
この中に多くの病める人がいて、その人たちを支える医療従事者がいる。

地下鉄の駅を降りてすぐにマスクを外したものの、夕焼けの写真を撮った後に着け直して建物の中に入った。
病院内とはいえ、時間外の外来エリアや医局、廊下にいる人は、みんなリスクの低い人ばかりだし、それほど密でもないのでマスクをせずに歩いていいように思うが、病棟を出入りしている人のことを考えると、そうもいかない。

もうだいぶ前に屋外ではマスクフリーとなり外して歩いている人をちらほら見かけるようになっていたが多くの人がそのままで、息苦しくはないのだろうか。
私は苦しいのでいちいち外しているものの、頑張っている人の方が圧倒的に多い。

今後もマスク警察はいるだろうし、外せというプレッシャーをかける人も出てくるだろう。
こういう人たちがいる本質的なところは、日本のムラ社会的な発想があるのではないか。
人目が気になるというが、そんな人は"どこの誰"の目が気になるのか?

もちろん、新型コロナが抑え込まれたわけではないし、感染しやすいウイルスで、重症化ハイリスクの人もいるので、完全に以前のようにしていいわけではないが、集団免疫の獲得を目標にせざるを得ないのではない状況で、マスクプレッシャーはなくていい。

つけ外しは面倒だが、私としてはなるべくマスクを外した生活をしていきたいと思っている。
屋外空間はもとより駅構内、ホテルのロビーのような広い空間、空いた電車内、そういったところでは黙っていたら済むこと、大声での会話を控えることや咳エチケットを守っていたらいいだけの話だ。

私としては、マスクを外すことで個としての自分を社会に復帰させることが必要なのではないかと思う。
少なくともマスクを外した人に対する無言の圧力のかからない社会になって欲しい。
マスクを外すと花粉がキツイ

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