三月。
気温はどんどんあがって、服装のコントロールが難しくなるのは嬉しいことでもある。ロシアに侵略されているウクライナの人たちにも暖かい春が一日も早く届くことを願う。
パワーポイントで、今週末に開催される研究会での発表原稿を電車内で作っていたら急に動かなくなってしまった。胸騒ぎがしたので保存したら、
ファイルが外部で保存されました
いやいやデスクトップに置いてあるファイルなんだから、外部も何もあるわけないだろうと思い、なんのことだかわからなかったのだが、とにかく仕事を続けようとしたが、画面はフリーズしたまま。
これはやられたかもしれないと、覚悟を決めて再起動をかけようとしてもパワポが終了できないのでダメ。結局、強制的に再起動した。
そこで、件のファイルを開けたら、
新しいスライドを追加してください
やられた。バックアップファイルを探したがどこにもないし、ファイルの復元もできない。長い人生、ファイルの保存し忘れはいくらでもあるが、ファイルそのものがまっさらになるなんてことはついぞなかったと思う。
PCが壊れたわけでないので、顕微鏡写真は保存されており(ちっともよくないのだが)これはよかったのだが、苦労して作った鑑別診断の表だの考察の図が消えてしまったのは泣けた。結局、表紙から作り直した。ファイルサイズをメール用に圧縮し、先ほど送り終えた。病理は顕微鏡写真が多いので、送るのも一苦労だ。
この私が土曜日の発表原稿を今から準備しているなんて、いったいどういう風の吹き回しと不思議に思う方もいるだろうが、これは研究会がWEB開催のためで、あらかじめ発表原稿を事務局に送っておいてほしいとのこと。締め切りは先週の土曜日だったのだが、月曜に送ったらいいだろうとタカをくくっていたらこんなことになってしまった。
クラウドと行ったり来たりするところで、何かが起きたのだろうが、今となってはわからないし、触らぬ神に祟りなしで、そのファイルは捨てた。
原稿というのは、ブログのエントリーもそうだが、一番最初に書いたものが一番出来がいい(ような気がする)。まずはいったん書いてそれに手を入れていくのに、今回はそれができなかったのは残念。それでもこのスライドを当日ぎりぎりまで手直して使う予定。
セキュリティーの問題などいろいろあり