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昨夜は美しい星空をひとしきり見てから寝たのに、今朝、ベランダに出たら、びしょびしょで、夜のうちに雨はずいぶん降ったようだ。
朝日に照らされた雲はオレンジ色に輝き、鎌倉の街は霧に覆われ、見事な朝焼けの景色となった。
そのままずっとみていたかったが、今日も仕事、そうしているわけにもいかず身支度の合間合間にベランダに出て眺めた。
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お日様が顔を出そうというところで、雲間から朝日がのぞいて青空がのぞいた。
鳥の囀りを聞きながら深呼吸をした。
3連休は仕事と学会で家にいることができなかったので、今や朝と夜、空を眺めることぐらいしかここに住んでいることを感じることができなくなってしまった。
別な働き方を考えたらいいのだろうが、にわかにかえることもできないし、任されている仕事もある。
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次にベランダに出てみたら、街全体が霧で覆われてしまっていた。
霧が出ようが、雲がどう動こうが、洪水・大風にならなければどうでもいいことだし、そもそも景色なんて気温湿度風向きでいくらでも変化するのに、なぜこう心が動かされてしまうのだろうか。
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先週は忙しすぎて心の落ち着く暇がなかった。
気温がなかなか平年並みに下がらないおかげもあるだろうとは思うが、決して低いわけではないものの血圧が安定しているのがせめてもの救い。
明日、雨が降ってその後はいよいよ晩秋の気候となるみたいだが、今日明日で体調を整え、備えよう。
体調のみならず、心も穏やかに、そして笑顔を絶やさないようにして過ごしたい。
雲に滲んでしまった太陽は、家を出る頃には少し雲の多い日にみる変哲のないものになっていた。
ほんの1時間ほどの変化
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