遠くの山は霧でかすみ、ベランダは夜露でびっしょりになっていた。
午前中いっぱいは晴天が続くそうなので、気分よく出勤できる。
今年の鎌倉の紅・黄葉は大変素晴らしいものになっているのは、台風の直撃がほとんどなかったおかげだそうで、葉をたくさん残した木がそのまま赤くなったり黄色くなっているのはとても美しい。
このまま冬に向かっていく姿を楽しんで見ていたい。
旧統一教会、死刑軽視発言、不明朗会計と、なんとも情けない理由で、わずか1ヶ月で閣僚3人を更迭した岸田内閣は国会運営が厳しさを増しているようだ。
岸田さんとしては、任命責任を率直に認め、経済対策、外交その他諸々の問題に対処していこうという姿勢を全面に打ち出して、国会運営では一部野党の希望も取り入れるとか。
そこで気になったのが、あいかわらず”丁寧”な説明を行なっていくという発言。
この”丁寧”という言葉を政治家から聞かされるたびにもやもやしたきもちがわく。
”丁寧”という言葉は、誰かに何かを教える場合に使う言葉で花だろうか。
一番わかりやすいのは、学校の先生が生徒に”(その国で、その時代に)正しいこと”を教える場合、とか病院で医師(先生)が患者さんに診断、治療方針を説明する場合、”丁寧”に行う。
だが、政治家同士での議論で”丁寧”にというのはちょっと違うような気がする。
それとも、政治家も先生だから、適切な使用例だというのだろうか。
学校の先生も医者も説明をする場合には、その時点で正しいこともしくは正しいと思われていることを包み隠さず話す。
それが、政治家は国家機密というような大それたものでもない、隠し事が多すぎる。
”丁寧”という言葉は聞き飽きたし、そもそも信ぴょう性がない。
まあ、多少の隠し事があるのは仕方がないが、”うそ・ごまかし”はあってほしくない。
岸田さんにはそれほど丁寧でなくてもいいので、”うそ・ごまかしのない"説明をして政治を行なっていって欲しい。
支持率が低くても気にしない
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