2週間前から、バスケを再開した。
右足首痛も左膝痛も全く良くなっていないのだが、大学入試が無事終わった息子に誘われ、久しぶりに練習に出た。
昨晩は1年半ぶりの復帰から2度目の参加だった。
アップで、ランニングシュートは良かったが、パスをもらってからのジャンプシュートのあたりで、左膝にこらえがなくて、入らない。
ハーフコートの3対2でも、走れないし、シュートが定まらない。
あれあれ、というまに、メニューはオールコートの5対5。
1ゲーム8分で行うのだが、早くも2ゲームめあたりから、膝が悲鳴を上げている。
やめようにも5人チームになってしまったので、抜けられない。
いつ、歩けなくなっても不思議ではないという状態で、1時間半、5ゲーム。
2ゴールくらい決めただけで終わった。
ミドルシュートは、ことごとくリングに届かなかった。
元気のよい若者達は、そのあとも数ゲーム行っていた。
息子も、最後はバテバテだったが、往年の切れを取り戻しつつあるようだった。
帰りの車で、息子が、
「パパ、まだまだ走れているじゃない」
と、言ってくれた。
息子とはいえ、自分より上手なプレーヤーにそういってもらうと、単純にうれしい。
膝がどうにかなって足が折れそうだ、などとゲーム中、深刻に孤独に悩んでいたことは言えなかった。
ついでにうれしいのも噛み締めて、
「そうだった?ありがとう。」
とだけ、答えておいた。