近所の大型スーパーに妻と娘と3人で行き、水やら食料を買ってきた。家に帰りついてから、重いものを降ろして家の中まで運んだ。私の仕事はそこまで、そこから先のかさばる食料の小分けは妻の仕事だ。小分けの作業をしている妻の横で、私はこのブログを書いている。
私は、車の運転とか荷物運びは喜んでするが、小分け作業はあまりきがすすまない。というのも、家族の一度の食事の量やら、献立やら総合的な判断のもと行なうことだからだ。中途半端に分けて、かえってビニール袋を無駄にすることになったら、元の木阿弥だ。
餅は餅屋、家事は主婦だ。
人間には、向き不向きというものがある。
物書きが餅をついてもおいしい餅はつくれないわけで、仕事というのはそういうものだ。私が思ったのは、そのこと。一人で全部やることはできないわけで、誰かと一緒に生きている。だから、なんでも自分でしてしまうおう、などとは思わないで仕事は分担する。そして、それは適材適所。
家庭でもそう。主婦などと言うが、家事の得意な女性がいれば男性もいる。病院でも会社でもそうだろう。社会全体、そういったことをもっと考えたほうがいいと思うのだが、なかなかそうはいかない。こういう人は、こうあるべし、というのを続けることはもう無理な世の中ではないか。
ジェンダー問題というのはそういうところをクリアしないと始まらない。お互いが気持ちよくやっていくことのできる、役割分担の道を探していこうと思う。
風が強かった