スッキリした清々しい朝。
雲ひとつない分、放射冷却でちょっと肌寒いほどだが、昼間の気温は上がるらしい。
今日から、小中学校の新学期が始まったようで、駅のホームは多くの若者で溢れていた。
なかには、真新しい制服に身を包んだ新入生らしき子もいて初々しい。
もちろん、新入社員たちのスーツもまだピカピカだ。
娘も転勤で、今日が初任地での最後の勤務日となりお礼の品をいくつも入れた紙袋を抱えて出ていった。
おととい、昨日と美しい月夜が続いた。
おとといなど、かぐや姫のお迎えが乗っていそうな雲が月に照らし出されていて、しみじみとしてしまった。
昨晩、統一地方選挙で、いくつかの道府県知事、政令指定都市の市長が選ばれた。
それにしても、官僚出身者が多い。
こういう自治体は中央の出先機関だなと感じる。
地方分権、中央集権、どちらがいいのかわからないが、国も地方も誰もが口にする少子化対策だけは一体となって連携した施策を行なってくれる事を望む。
子育てというものが苦痛に感じるようになったのはいつからだろう。
自分より若い世代がたくさんいて、景気が良かったころは、年金問題などなく、消費税などもなく、老後というものを安心して迎えることができた。
だが、今や、年金受給には不安があり、重税感は増している。
こんな時代がやってくるということは、もう30年以上前からわかっていたのに、無策のまま現在に至ってしまった。
子供を急に増やすということは社会構造上無理だが、将来への投資を今やらなくては、この国の衰退を憂いながら死んでいくことになる。
若い人たちを使い捨てのように扱ってきたツケが今回ってきているところといえるだろうが、ウクライナと違ってこの国には曲がりなりにも平和があるということはせめてもの救いか。
痛みを分ちあう
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