先日、朝日新聞にこんなコラムがあった。
癌の診断を行う病理医が不足しているので、増やさないといけない、という話だ。病理医はなかなか増えない状況にあり、癌患者の増加に追いつけなくなってきているということ。そして、あと20年はシニア層、たぶんこれにはコロ健も入るが、の病理医でしのぐが、その先は難しくなると述べている。
だから、今から次世代の病理医を育てないといけないのだが、なかなかうまくいきそうにない。
この記事のことを上司と話したのだが、2人で顔を見合わせるばかり。なかなか妙案は浮かんでこない。50過ぎの病理医が二人して思案投首というのも、薄ら寒い景色だ。
今、この記事を読んでいる若者たちよ。もしも病理医に興味があれば、是非考えてみてください。病理医は日本の医療の質を担保しているとても重要な医師です。さらに、仕事内容はとてもアカデミックです。
将来、私を診断してくれる病理医は?