こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

春めいてきましたね

2020年02月14日 | 日々思うこと、考えること
遠くの山は靄に包まれ、朝焼けがうつくしかった。夜明けは早くなってきて、春がそこまできていることがわかる。電車が減速したので外を見たら濃霧。2月というのに日中の気温は15度を上回ったらしい。仕事を終えて病院をでたら道が濡れていたが、生暖かい風が吹いていた。春がもうそこまできているのだけど、早い、早すぎる。それでも、異常気象に新型感染症に加えて政治の劣化と大人の堕落。世の中は急速に動いている。

世界の急速な変化は人間自身の行いによるものなのか、それとも抗いようのない自然の成り行きか。人間はそもそも自分勝手な存在。手の届く範囲の中にあるものなら、全てを手に入れたい。他人から横取りするのでなければなにをしてもいいとこれまでやってきたが、どうもそれでは立ち行かなくなりそうだ。

地球という限られた恵みを取り尽くくしつつある今、人類は新しい価値基準を創出してそれに合わせて行動していく必要があるのではないか。なんといっても、人間の心は考え方ひとつだから、これはそういうものだとなればそれが当たり前だと思うようなる。

あれはダメ、これもダメ、ということはむずかしいが、ああしたらどうだろう?こうしてみたらどうだろう?と人が知恵を出し合っていくようにしたら、お互い落としどころを見出すことができるのではないか。
封じ込めるか

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プロ野球は大人がやっていた・・・さよなら野村克也さん

2020年02月13日 | スポーツ・健康・ダイエット
原辰徳の出現がプロ野球を若者のスポーツにした。それとも、私と5歳しか違わない彼が活躍するようになってそう感じるようになっただけかもしれない。
もともと、野球というのは大人のスポーツだった。稲尾はよく知らないが、物心ついた時には川上哲治率いる巨人に長嶋茂雄と王貞治がいた。彼らと一緒にやっていたのは土井、黒江、森といった大人たちだった。金田正一、鈴木啓示も村田兆治も大人だった。野球以外のプロスポーツである相撲もゴルフもプレイヤーは大人だった。
私が小学校4年の時に南海ホークスが優勝した。パリーグはすでにセリーグに比べて人気がなかったものの、我が家では親父が阪急ファンだったということもあり、パリーグ情報の乏しかった東京育ちであったにも関わらず、私は南海ファンとなった。野村が三冠王を取っていたということはファンとして子供心に誇らしく、後に落合が3度もとった時にはちょっと癪だった。ビッグコミックであぶさんと出会ったのはずっと後になってからだが、大学生になってからは南海の応援に所沢には何度か足を運んだ。門田は私が見た最後の大人だった。

それから十数年経ち、プロ野球中継をみていたら、ヤクルトのダッグアウトで野村が仏頂面を頬杖で支えていた。周りのコーチもおじさんぽく、こう言っては失礼だがそこらへんの草野球チームのようだった。それは小学生の時に思ったプロ野球は大人のスポーツという感覚だった。

野村克也さんが亡くなって追悼番組で”あの頃の野球”の場面をみる。ちょうどカラー放送が普及してきた頃で、南海の白地に緑のユニフォームよりは福本の阪急の白地に赤と黒のラインが目立って見えてしまった。長嶋と王と稲尾を野村でローマ旅行をしているという、驚きの画像があったが、それを見ると、彼らはまだまだ若々しく、大人ではあったけど、決しておじさんではなかった。
ホークスも遠い地のチームとなりパリーグはすっかり縁遠くなった。チーム名もスラスラと出てこないぐらい、再編があって愛着も薄れてしまったが、野村さんの訃報に接して30年以上前のことを思い出すことができた。
ご冥福をお祈りします。
神奈川はDeNA

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とても静かな通勤電車

2020年02月12日 | 通勤・交通・旅行
新型コロナウイルスのせいだと思うが、通勤電車がとても静かだ。
この時期、咳をする人、鼻をすする人が一車両に一人や二人乗っていてもおかしくない。たまに大きなくしゃみをして顰蹙を買っている人もいたりするが、最近そういう人が激減している。この前、目の前の座席にすわっていたおじさんが咳を3回しただけで、その隣の女性が露骨に嫌そうな顔でそのおじさんを見ていた。おじさんは口を手で押さえてはいたが、それでも咳エチケットが守れていないと判断されたのだろう。
とにかく、電車の中が静かだ。それも異様ともいえるほどに。

マスクをしている人はやっぱり多い。乗客の6割ぐらいかと思っていたが、先日、7人がけのベンチシート一列全員マスクということがあった。かくいう私もマスクは冬場の乾燥から喉を守ってくれるのでお世話になっている(マスクのつけ方 -2014年3月13日)。マスクをしていないと、空調のせいもあり喉がイガイガして咳が出る。そうなったら、このご時世、さっきのおじさんではないが周囲から射るような眼差しが飛んでくることは火を見るよりも明らか。おかげさまで、咳は出ない。マスクは毎日取り替えた方がいいのかもしれないが、それほど汚れないので、数日は続けて使っている。

マスク不足が深刻だが、そもそも医療用のマスク(N95)が手に入るわけでもないので、つてけても仕方ない。それにそもそもN95なんてつけて電車に乗っていたりしたしたら、あっという間に苦しくなって倒れてしまう。病理解剖となったら使うかもしれないが。

手洗いの励行が徹底したせいか、インフルエンザが減っているそうだ。厚労省の”インフルエンザの発生状況”を見ると、2020年5週(1月27日〜2月2日)の資料では総数はおよそ7万人で、昨年同期の21万人あまりの3分の1となっている。ひょうたんから駒といっては新型コロナウイルスにかかってしまった方には失礼にあたるが、例年このレベルの防疫体制をとることで、相当な額の医療費が削減できることが示唆されたのではないか。厚労省にはぜひ検証して欲しい。私は感染症の専門家ではないので、詳細な分析はできないし、ただ単に暖冬のおかげなのかもしれない。でも、まあ、うがい手洗いのおかげだと宣伝しても悪くはないと、静かな電車の中で考えている。
行きも帰りも

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練馬の園芸店へ

2020年02月11日 | ガーデニング・菜園・花・緑
ナイトが死んでしまってから元気のなかった妻にも少し元気がもどってきた。庭いじりをする気が出てきたらしく、先週あたりから話すようになった。暖かくなったということもあるのだろう。そこで今日、前から二人で気になっていた東京練馬は石神井の園芸店に行くことにした。
鎌倉からは片道1時間半かかったけど、お店は広く、ゆったり歩くことができた。もともとは広い農地から園芸店となったのちリニューアルしたという感じ。新青梅街道沿いで駐車場の広さはまずます。テナントとして貸しているらしい大手スーパーの看板の方が目立っていた上、そのお店そのものを別の大手スーパーの名前と混同してしまって一旦通り過ぎてしまったのはご愛嬌。考えてみたら呉越同舟はない。品揃えは豊富で、商品のレイアウトも悪くない。2時間以上店内を妻と一緒にウロウロした。
観葉植物や植木鉢もたくさんあり、大満足。
植木鉢は高価でもあり、衝動買いは控えて今回は見送った。苗をいくつか買って帰った。植木鉢用に少しお小遣いを貯めよう。
綺麗な花が咲いたらこのブログで紹介することができるだろう。
敷地内には洒落たカフェもあって、パスタを食べた。舌鼓を打ちながら、妻が「テーマパークに行くよりはよほど安上がりでよかったわね」と言っていた。たしかにテーマパークは1度きりだし、同じ歩き回るのであればお花の中を歩き回る方がよほど楽しい。
久しぶりのガーデニング話

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なんでブログを書いてるの?

2020年02月10日 | 電脳化社会
時々、いやしょっちゅう、ブログを書く目的というのがわからなくなる。毎日、30分近くを費やす行為の確たる目的がわからないというのも困ったものだ。人間、生きる時間は限られていて、その貴重な資源を無駄に使っているようで考え直した方がいいのかもしれない。
ブログを始めたきっかけは自省の日記といったところだが、心の奥底までは踏み込むことなく、日々つれづれ思うことを書き連ねている。書いているのは表層の、ええかっこしいのことばかり。ならば暗黒面全開の小説でも書いたらいいのだが、それには文才がついていかない。
そもそも、”生き方、世の中、家族、犬。鎌倉、読書、病理、医療。日々あれこれ考えたことを書いています。”といっても、漠然としていて、一体なんのことだかわからない。かといって、私の専門的な仕事の内容を書くのであれば、書く場所はブログではなく学術書の方がふさわしい。

例えば、元気がないときには、自分を鼓舞し、言い聞かせるようなことを書いている。では、それをなぜ人様に読んでいただく必要があるのか。言葉にするのであればそれは声に出した方がいい。ただ、それは聞いてくれる人がいたらの話で、ブログの場合独り言と同じようなもの。毎日数十人の人がここにきてくださって挨拶がわりにボタンを押してくださる。そのことが励みになることもあるが、偽善者然として耳障りのいいことを書き連ねている自分が浅ましく思える。
自動翻訳機能が向上すれば、このブログも世界各国の言葉で読まれるようになり、より多くの人の目に止まるようになるだろう。そのとき、私のこの思いが読んでくださる方の幸せの役に立てばいいなと、葛藤しながら書いていこう。
またしばらく続ける

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かかりつけ医と診療報酬改定

2020年02月09日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
来年度の診療報酬が改定となった。増え続ける医療費を抑えるための方策の今年の目玉は、”紹介状なしの外来受診で追加料金が原則必要になる病院の対象を、400床以上から200床以上に拡大(朝日新聞より)”ということのようだ。今日の社説でも、朝日は大病院への患者集中の是正が懸案として書いていた。そして、「大きな病院の方が安心」という心理の払拭が必要であること、そして、そのために”信頼できる「かかりつけ医」”の育成が必要ということで結んでいた。
そう、地域に信頼できるかかりつけ医がいるかどうかということがとても問題。かかった開業医さんとのマッチングが問題となる。腕が良ければ文句はないが、腕もイマイチそして人間的にもイマイチなんてことになったら悲惨。囲いこまれて、手遅れなんてことになったら大変だ。
私も歳をとったら近所の先生にかかることになるだろう。そうなった時のことを考えたら、開業医さんが複数いてそこから自分に合った先生を選びたい。医者みんながトップナイフではないが、とんでも医からは逃げられるようでいたい。
まだまだ医者不足

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ゼラニウムにフクリン

2020年02月08日 | 日々思うこと、考えること
ゼラニウムの葉、ずっと緑色だと思っていたら、最近の寒さのせいか葉の色が変わってきた。調べてみたら覆輪(フクリン)というらしい。”花びらや葉の、外縁部分が地と違う色で縁どられているもののこと”とのこと。これから、順に色づいていくのが楽しみ。
フクリンのフクは福にも通じて縁起がよさそう。

朝は寒かったが、昼前にはポカポカ陽気。
荏柄天神で針供養が行われていたので、妻と娘と連れ立ってお参りに。天神様は梅の香りに覆われていた。
新型コロナウイルスのせいだろう、鎌倉を訪れる観光客がずいぶん減っていた。
おかげといっては、観光客相手の商売をしている方に悪いが、小町通りがすんなりと歩くことができ、楽しかった。
寒いよりは暖かい方が

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消えゆく車窓からの富士山拝みポイント

2020年02月07日 | 通勤・交通・旅行
以前は横須賀線から富士山がよく見えた。いつのまにか線路ぎわにマンションが林立するようになり、そのポイントが数えるほどになっていたので、そのことを書き留めておいた(横須賀線からの富士山 - 2014年12月24日)。このうち、武蔵小杉のあたりは、”タワマンの隙間”も埋められてしまってもはや見通せない。

そして、こんどいよいよ新川崎手前のかつての貨物の広大な車両基地跡地に大きなマンションが建てられるようで、そのことを宣伝する看板が立っている。いよいよここからも富士山が見えなくなるのかと思うと少し残念だ。
それにしても、空き地が少しでもあったらどんどんマンションを建ててしまうというのはどうにかならないかと思う。通勤電車の窓から見るとどこもかしこもマンションだらけ。東京一極集中はわからないではないが、これだけの人を受け入れるだけのキャパシティーが今の東京には無いのではないか。オフィスビルはまだまだ都心部に増えそうだが、電車はもう限界。タワマンが1本建つごとにたくさんの人が既存路線に殺到することになる。

かくいう私も都内に勤務先があるのだからそれがあとか先かというだけでどうこういう資格はない。だが、こういう中距離通勤列車の周りにまで高層住宅が増えてその底を横須賀線が走るようになるとは25年前に、都心から引っ越した頃には思ってもいなかった。世の中はあっという間に変わっていくということ。
勤め先からは見える

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一人病理医4カ月

2020年02月06日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今の病院に病理医は私一人しかいない。非常勤で月に数回非常勤の先生が来てくれるが、ほとんどの時間は一人で仕事をしている。
病理医だからといって、すべての臓器のすべての疾患に精通することはできない。むしろ専門分野は細分化されていて、専門外の疾患の診断は難しい。これまでの病理医人生でたった一人というのは初めてだ。これまではどこかに相談できる先輩や同僚がいたし、頼りになる後輩は新知見を教えてくれたが、今はすべてを自分で片付けなくてはいけない。他施設間の病理医で意見を交換するというのは日常的なことで、私のところにも時たまガラス標本が送られてくる。
臨床医であれば、患者さんがどこそこの大学病院の大家の先生に紹介されて診ていただくとなったら、それは大変なことだ。だが病理医の場合、ガラス標本がぎっしりと詰まった標本ケースが送られてくるだけ。七転八倒して診断をつけ、返事をしても、ろくなレスポンスがこないこともあり、がっかりさせられる。それはそれでお互い様だから、あまり深く考えない。でも、反応が今ひとつなのは意見が異なるからなのかと考えると、これまた心配になる。
病理診断には必ずどこか落としどころがある。もちろんそれは患者さんにとって有益なものでなくてはならない。適切な病状把握と治療方針の決定が、病理医による正確な診断によってもたらされなくてはならない。
一人で病理医をやっているとそんなことを考えながら毎日を送っている。
自ら選んだ道

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油断大敵、好事魔多し、諸行無常、有為転変

2020年02月05日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
このごろ毎日が比較的穏やかに過ぎている。

もちろん、公私にわたって順風満帆というわけでは決してない。
ナイトがいなくなってのペットロスは回復の兆しは全く見えてこないし、親父の調子も今ひとつ。通勤だって、毎日どこかの事故の影響が私の利用する電車の遅延を引き起こして大混雑となっている。昨日の晩もひどい遅れがあって、ぎゅうぎゅう詰めであばらが折れそうになって、未だに背中が痛い。

仕事は楽ではないが、周囲の助けのおかげで何とかやっている。
一人になってわかったのは、自分は何でもわかっている、なんでもできる、などという妙なプライドを持ってはいけない、あるいはプライドなど持つ必要のない、却って邪魔なものだということ。疑問に思った症例は、他施設の病理医に相談している。医者はわからない時症例を抱え込んではいけない。それは臨床のみならず、病理も一緒の話だった。

まあ、人生どこに落とし穴があるかわからない。でもそれは神のみぞ知ること。油断大敵、好事魔多し。何もないのが一番だけど、何もないまま過ぎ去ることなどできない相談。ペテルギウスだって消えてしまうかもしれないというご時世。何事にも永遠などということはない。中国だって、新型ウイルスに足元をすくわれるとは思ってもいなかっただろう。
でも、むしろこういうことこそ当たり前。諸行無常、有為転変。いろいろな言葉が頭をよぎる。

昨晩はまだまだよく見えた

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老害かそれとも誰もいないからか、もしくは希望

2020年02月04日 | 日々思うこと、考えること
アメリカ大統領選挙が今日いよいよ本格的にスタートする。
共和党は、現職のトランプ大統領が再選されるとの予想で無風。
一方の民主党は、トランプ大統領に”勝てる”候補を選ぼうということで、選挙戦が始まった。しばらくは百家争鳴の状態が続くだろう。
ところで、その民主党の有力候補者の年齢が気になるのは私だけではあるまい。民主党の有力候補の年齢は、78歳と77歳が二人。3番手の女性候補も70歳。トランプ大統領が就任したのが70歳だった。ちなみに現在の日本の総理大臣は65歳だが、副総理は79歳。

政治家の年齢をどう評価したらいいのかわからないが、気力、体力、知力とも満足だという自覚があってのことなら、やっていく資格はあるだろう。ある程度の経験は必要だから、歳を重ねてきたことは決してマイナス要因ではない。
今の民主党、トランプ大統領に”勝てる”候補であれば誰でもいい、でもそんな候補が若手(50代?)には誰もいないから、高齢者ばかりが残っている状態、とみえる。
でも老害ではないかという気もする。確かに実力者なのかもしれないが、そういう年寄りがそこに居座っていては、世の中前に進んではいかない。といっても、その座を襲うものが居ないから、そこに居てもらうしか無い。”余人をもって代えがたし”ということだ。まあ、立場によってその状況は異なる。
どうしたらいいかは多分誰にもわからい。そのうち、政治家もAIがきめてくれるようにでもなるだろうか。

希望と書いたのは、そういう高齢者がアメリカの大統領選挙に打って出るということが可能になったということ。これは、すべての高齢者にとっての希望だ。人生100年時代。健康管理に気をつけたら90歳あたりまでは、体力補助装置を使えば運動能力には問題ない。認知症はさすがに引退してもらわなくてはならないが、周囲が気をつけておけばいい。そう考えると、就業についての年齢という壁はもっと低くなっていくだろう。

ところで今回の民主党の候補者の中には39歳という人がいる。この候補がこれまでの意味での希望となるかも興味深い。

まずは誰が抜け出すか

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今年は記録的な暖冬とのこと

2020年02月03日 | 日々思うこと、考えること
今日は節分。
鬼は外、と心中の邪気を追い払い、豊かな心を内に取り入れる。心機一転、ここのところ少々沈滞気味の運気をアップさせたい。

それにしても暖かい。昨日は夕焼けを見に、妻と稲村ヶ崎まで行った。雲がかかっていて残念ながら富士山は見えなかったが、雲の下に出てきてくれた美しい夕日を、多くの人と一緒に楽しんだ。

その美しい夕日が沈んだら一気に冷えるかと思ったが、そんなこともなくなんだか生暖かい。結局家まで歩いて帰った。

今年の冬はやっぱり暖かい(あまり寒くない大寒 - 2020年1月20日)。テレビの天気予報でもそのようにいっているので間違い無いだろう。
立春の明日からはしばらく寒くなるようだけど、それも長続きしそうもない。
雪不足とかで農作物への影響が心配になる。
この国から四季が消えてしまうなんてことにならなければいいが。

暖かい方が楽だけど

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目の前にあるシンギュラリティについて・・・2020年1月の読書記録

2020年02月02日 | 読書、映画、音楽、美術
ある書評欄に掲載されていた本を久しぶりに気合いを入れて読んだ。AIの未来、は シンギュラリティとは何かを勉強したかったのでおあつらえ向きだった。
どれも読み終わったらすぐに次の本に移ろうと思ったが、なかなかそれはできず。 
今月も本をたくさん読みたい。

読んだ本の数:3
読んだページ数:1135
ナイス数:62

初めて読んだ向田邦子。ものすごく上手に書かれていてびっくりした。14篇ともそこらへんにありそうな物語で、どれにもありふれた人生がぎゅっと詰まっている。登場人物は私と同じような年の昭和の人々。忘れかけていた風景がありありと蘇るが、今でも十分読むことのできる新鮮さがある。続きがあったら読みたかったな。
読了日:01月29日 著者:向田 邦子

サスペンス小説とか推理小説はあまり好きでなく、従ってこれまでに読んだこともあまりなかった。ある文芸コーナーで勧められていたのだが、特にどんなジャンルの作品なのかは書かれていなかった。それはディーバーがそういったジャンルの世界的第一人者だったからだったのに、私は寡聞にして知らなかった。米国人の名前が次から次へと出てきて、出だしはなんだか訳がわからないが、無理やり読み進めるとクライマックスではスッキリ落ち着く。作者との知恵比べなんてのは到底できず、楽しく受け身で読ませてもらった。
読了日:01月24日 著者:ジェフリー ディーヴァー

世界には随分と賢い人がいるものだ、ということがわかっただけでも有意義な本。著者も相当な叡智の持ち主。私のような60歳が近くなってきた人間には遅すぎる感があったが、この本こそ、若い人に勧める本としてあげたい。人新世でシンギュラリティを目前として、人類は滅亡の危機を乗り越えることができるだろうか?

ほんと久しぶり

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一人カラオケ

2020年02月01日 | 日々思うこと、考えること
この間、NHKのど自慢の予選に参加するにあたり、帰宅途中、都心のカラオケで練習をした(NHKのど自慢の予選に出てみたところ - 2020年1月25日)。4、5回行ったので、いろいろ勉強になった。
まず驚いたのは、一人カラオケの人が多かったこと。部屋を借りる時に、名前と人数を書くのだが、一人と二人が半々。時間的に早いせいがあるのだろうが、自分が申し込みをしているうちにも、一人で出てくる人がいる。男女比は2:8といったところ。練習している人って結構多いのだと知った。
カラオケの時間というのは夜7時までとそのあとで部屋の料金が倍ほども違うとか、ワンドリンク必須とか、いうことを知った。あと、1単位30分ということ。どこも同じようなものらしい。
採点システムもいろいろあるということも驚いた。のど自慢じゃないけど途中で打ち切られるようなのもあった。
そういえば、のど自慢の予選、本選もそうだけど1番さえ覚えていたら十分だった。
歌は楽しい

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