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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

生を確かめながら生きていく

2023年05月16日 | 生き方について考える
空には雲が一つもない。
なぜこれを雲一つない、というのだろうと顔を洗いながら考えた。
昨日までの悪天候が嘘のよう。
しばらくは好天が続くようで、心も落ち着く。
こんな日が続けば植物もどんどん成長する。
冬の間、部屋の中に閉じ込めていたらすっかり元気をなくしてしまい、これは大変としばらく前からベランダに出しておいたウンベラータとプルメリアもいよいよ元気になるはず。
こういういい季節に、仕事に出てこなくてはならないのはとても残念だが、それはそれ、自分を必要としてくれる人がいるからこそ、自分の居場所がある。
人はどんな境遇にあっても、生きていたらそれだけで他の人と関わっている。
それは他の人への働きかけであり、他の人から働きかけられることだ。
なにもないところにはなにもないし、なにも起こらない。

とはいえ、世の中そんな綺麗事だけ言っていたらそれで済むわけではない。
医療の現場にいたら、そんなことは容易にわかる。
もちろん、自分自身それなりにいい年になってきているので、いつ世の中のセーフティーネットにすがることになるかなど全くわからない。
一寸先は闇だ。

だからこそ、自分というものを実感して生きることが必要なのではないか。
身体感覚はもとより、自分の置かれている社会的状況、その社会の中での立ち位置といったものを確認することで生を実感する。
昨今はそういったものを感じることができない人に対する手当てをどうするかが問題となっている。
それでも、これまでそういう問題の存在そのものを見ないできたことを考えたら、少しはましな方向に向かっているのではないか。
答えはなかなか見つからない

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みなさまの幸せのために話すには

2023年05月15日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
雨は今日も降り続き、梅雨の走りのようだ。
空は暗く色がなく、緑がなければまるで白黒写真のようだ。
気温もあまり上がらないらしく、長袖とジャンパーを着込んできた。
明日からは天気も回復して今度は夏日となるらしく、お天道様も忙しい。

月末の講演まであと二週間を切って、いよいよプレッシャーを感じるようになってきた。
昔ある臨床系の講演を聴いた時、結構尊敬していた某大学の教授が、薬屋さん準備したスライドを棒読みしているのがわかってがっかりしたことがある。
一口に”講演”といっても色々だ。
自分で作ったとわかるスライドを使った講演は淀みなく進む。少々滑舌が悪くても、演者が全体の構成を把握して話していたら、聴く方の理解は進む。
一方、他人が用意したスライドを読んでいるような講演はほとんどがチンプンカンプンだ。
本人の血肉を話しているわけではないので、伝わってくるものはない。
資料を配ってくれた方がいいぐらいだ。
コロナ禍の間、リモート講演が多く、そんな棒読み原稿も少なくなかっただろうが、対面式の学会に戻るとそれは苦しいものとなるに違いない。

私は、他人が用意した講演スライドを使ったことはない。
一度、駆け出しの時、本当に最初の学会発表で、先輩が用意してくれたスライド原稿を丸暗記して棒読みしたことがあった。
私が研究した結果の発表だったが、発表のイロハがわからない状況だったので致し方なかったかもしれないが、今でもその時のことは色々な意味で忘れられないでいる。

今度の講演では私のこれまでの診断、研究でコツコツ貯めてきたものを寄せ集めて話す。
少なくない数のスライドをテーマに合わせて並べ替え、字体をチェックし、内容に凸凹がないようにスムーズにしていく。
話のネタになりそうなことがあれば、トピックとしてそれを付け加える。
話すことは大体理解していて、読み原稿を作る必要がないのは年の功といえるだろう。

似たようなテーマで話すのはコロナ禍前の4年前の6月
あの頃はちょうどモテ期で講演する機会が多かったが、最近はそれもめっきり減り、話し方も忘れてしまった。
空白の4年は大きい。

その日のエントリーを読んだら、

 会場に来ている人みんなを好きだと思い、みんなを幸せにするために話す

という、私がたどりついた講演の極意のようなことが書いてあった。
私の講演は私のためではなく聴きに来て下さった方達のためのもの。
講演が終わるまでその気持ちを高め、どうしたらいいかを考えながら過ごしたい。
すべての人に感謝の気持ちを

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人生なんて降ったり止んだりだよ

2023年05月14日 | 生き方について考える
夕方まで雨は降らないという天気予報を信じて、近くのパン屋まで行った。
買い物をすませて、店から出た途端、あたりが真っ白になるほどの土砂降りとなり、軒先でしばし雨宿り。
仕方なく、昨日から泊まりに来ていた息子に迎えに来てもらった。
だが、せっかくきてもらったのに家に帰り着く頃には雨はすっかり止んでいた。
ゲリラ豪雨は対応が難しい。

ふと、自分のこれまでの人生を思い出した。
これまでたくさんの大雨、大風があった。
死にたくなるほど辛い思いをしたことも、1度や2度ではない。
それは大馬鹿だった学生時代だけではなくて、社会人になってからもあった。
人に嫌われ、陥れられ、思ったようにいかずにどん詰まり。
どうやってそれらを乗り越えたのかもうあまりよく覚えていないが、とにかく今私はまだ生きている。

人生はいつも晴れの日ばかりじゃない。
むしろ、雨風に見舞われることの方が多い。
何も私に限った話じゃない。

でも、生きている限り、雨は止むし、風も凪ぐ。
どんなに不幸に思える局面でも挫けず生きていることが大切だ。
よく生きてきたよ

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帰ったら疲れた

2023年05月13日 | 家族のこと
娘のお舅さんたちがギリシャに帰った。
てんやわんや、というか大変な一週間だったが、なんとかおもてなしすることができたように思う。
まあ妻が頑張ってくれたおかげだ。
なぜなら、娘も私も今週は、水曜日を除いて普通に仕事に行っていたわけで、さぞ大変だっただろうと思う。

ポケトークはそれなりに役立ったみたいだが、夫人のほうはそういったものを使うのが苦手のようで、圧倒的に妻が使っていたらしい。

などなど、あれこれいろいろあったが、まあ楽しかった。

それにしても外国人、それもヨーロッパ人の親戚ができてしまうとは思ってもいなかった。
お疲れ休み

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脳のオーバーヒートの予防にはマルチタスクがいいかもしれない

2023年05月12日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
少し雲が多い。
昨日の昼間の大雨のあと、鎌倉はぐっと気温が下がって今朝はとても冷えているが、雲間からは日が差して寒さを感じるほどではない。
娘は4月から部署が変わり忙しくなったらしく、今朝も早くに出るというので、時間に余裕があった私が車で駅まで送ってやった。
新婚早々ずいぶん忙しいようだが、大丈夫か心配になる。
まあ、2年近く遠距離恋愛を続けてきたのだからそれは杞憂だろう。

仕事というのは同時に押し寄せてくる。
病院にいると、自分が行う病理診断のみならず、専攻医の指導、臨床からのコンサルト、カンファレンスの準備、管理職業務および研究などの仕事が同時に大量に押し寄せてくる。
その都度、その時行っていた仕事を中断してそちらに注意を振り向けて対応することとなる。

病院の病理医として仕事をするより、よその施設で病理診断だけをするのはある意味すごく楽だ。
もちろん、壁にぶつかるような難しい症例があるので、大変といえば大変なのだが、とにかく1例1例を片付けながら前に進む途中で診断業務とは関係のないことが入ってくることがない。
このようなときは、集中していていわゆるゾーンに入っているわけで、気が付くと2、3時間が過ぎている。
そして仕事が終わった時には脳が大量のエネルギーを消費したことを実感する。

職場のストレスチェックの中の質問の1つに、

 自分のペースで仕事ができる

というのがある。
病院での仕事は、もちろんほぼ自分のペースで仕事をさせてもらっているので、これは、

  おおいにそうだ

に、二重丸をつけている。
そして、仕事はマルチタスクを遂行しつつ行っている。
病院病理医としての仕事はこのマルチタスクの遂行なわけだが、実はこれはこれで悪くはないような気がする。

病理診断だけを4、5時間集中して行う場合、その間大脳の特定の部位をずっと酷使するが、それはかえってその部分の疲労感を増大させることとなる。
それより、臨床医や検査技師を相手に話をしたり、研究や原稿のことを考えたりするのは使う部分を分散化させるわけで、疲れは感じにくいのかもしれない。
もちろん、結果としては脳全体を使うので、結果的には疲れる。

そういう意味で、仕事なり勉強というものは集中しすぎるよりも気を散らすというか気分転換をするということが必要で、マルチタスクはそれに合致した行為と言えるのではないかと、急に気が付いた。
ただ、その気分転換の方法こそが難しく、そこで緊張感を途切らさないためにはどうしたらいいかを考えなくてはいけない。

考えを寝かすのもいい

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地震と凶悪犯罪とこの国の民主主義

2023年05月11日 | 日々思うこと、考えること
未明にふと目が覚め、そのまま寝付けないでいたところで地震(鎌倉は震度2)があり、そのまま朝を迎えた。
朝のニュースは地震のことばかりで、銀座の高級時計店の強盗事件とか、あちこちで頻発している凄惨な殺人・傷害事件、ウクライナ情勢ましてや国内政治などについては何も報道していなかった。
先日の珠洲市の大地震とは関係ないようだが、これほど大きな地震が短期間のうちに2度も起こるといい気はしない。
それでも娘の義父母のおもてなしを妻に任せ、私は普通に仕事に出てきた。
他のほとんどの勤め人も多分地震で目が覚めただろうが、やっぱり仕事に出てきていて、電車はいつも通り混んでいた。

先の大戦では、母方の祖父は兵隊に取られなかった。
肋膜をやったからだということだが、とても小柄だったことも手伝ったのだろう。
母に言わせると、戦時中も普通に仕事に行っていたということだった。
子供の頃、その話を聞いて、あれほどの戦争が外地では起きていたのに、国内ではそうしていたというのが不思議に思えたが、今となってみれば、そんなものなのだろうとなんとなく理解できる。

大きな出来事があると、その時代はそのこと一色だったように思いがちだが、実は、そうでもなくてすみずみでは普通の生活が営まれていたのではないだろうか。
戦争中はもとより、大恐慌の時とか、明治維新の時とか。
個々人が営々と切り盛りしている”家族”という小さな社会を、ときとして大きな社会が踏み躙る、というのが基本的な構図のようにみえる。

日本では個々人の暮らしが概ね守られ、それぞれの人の意見が社会にあげられるようなシステム、すなわち民主主義が保たれており、そのことはありがたいと思わなくてはいけないし、それを守ろうという気概が必要だ。
凶悪犯罪が頻発するということは社会システムの一部に歪みが生じている可能性があり、そのことが民主主義を破壊することの要因にならないでほしいと願う。
大丈夫と安心していてはいけない

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大安吉日、頑張れとだけ言ってやりたい

2023年05月10日 | 家族のこと
若い二人の門出を祝う晴天。
というのもいよいよ今日、娘夫婦が市役所に婚姻届けを提出した。
ギリシャではこの届けを出すことこそが最も重要なことで、そのために彼のご両親も、はるばるやってきたわけで、私も今日は休みをとってこれに付き合った。
国際結婚はいろいろと、準備しなくてはならない書類が多いらしく、朝からいろいろ準備していた。
市役所の窓口に提出するところまで見届けた。

大変な覚悟で結婚した二人に今さら何をどうこういうことはない、頑張れとだけ心の中でエールを送った。

あとは、ご両親を連れて鎌倉観光。
江ノ電で長谷まで行って、大仏と長谷観音へ。
そして、最後は江ノ島へ。
夕食はわが家で。
今日は餃子を作って食べました

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日本に来るのが楽しいわけを考えてみた

2023年05月09日 | 通勤・交通・旅行
少しひんやりとした気持ちのいい朝、このあとは気温も上がり全国的に過ごしやすい1日になるらしい。

外国人観光客の数が爆発的に増えている。
私自身、箱根に行ってそう思ったし、仕事が終わって鎌倉駅に帰ってホームに降り立った時もまだまだ外国人観光客は多い。
新型コロナの感染法上の分類が5類に移行したこともあり、この分なら、コロナ前の3千万人復帰も早晩達成されるに違いない。
観光産業の売り上げというのがどれほどのものなのか知らないが、一部の大企業が儲かるよりは、全国津々浦々あまねく観光名所になったらそちらの方がいいし、これで経済が上向いてくれたら言うことはない。

それにしても、彼らはなぜ日本にやってくるのだろう。

娘の夫(イタリアとギリシャのハーフ)のご両親と話して思うのは、欧米人と日本人とでは全く価値観が違うということ。

日本はアジア唯一のG7の一員で、これはすなわち欧米先進国の一つとして扱われているということだ。
G7にどれほどの価値があるのかはわからないが、G20もあるのだからそれなりの格があると考えるのはあながち間違いではないだろう。
だから、欧米人にとって日本は欧米と同じようなレベルの国ということになる。
それに、街を歩いていても、アルファベットも洋楽も溢れている。
街並みは美しく、欧米風の建物がほとんどだ。

ところが、ここは欧米ではなく、まったく独自の文化、考え方に根ざした生き方をする日本人という人たちがいて、これほどアルファベットや洋楽が溢れているのに、ほとんどの日本人は片言しか英語が使えない。
日本語という難しい言語を操っているし、アルファベットも溢れているし、各人の知的レベルも高いのに、なぜ英語のような簡単な言葉が使えないのか理解できないのではないか。

様々な文化がごちゃごちゃっと詰まっているけれど、根底に流れているのは”日本人的”価値観であって、外国人からみたら個性がないように見えるかもしれないが、それが日本人というものであり、その同質性の中にそれぞれの個性がある。

それぞれの観光名所が一つのところにこじんまりとあつまっていて、半日もあればあらかた見て回ることができるというようなこともあるだろう。
なにせ、ベルサイユ宮殿をめぐる時間があったら、鶴岡八幡宮から大仏、長谷観音を回って江ノ島でサザエの壺焼きを食べられる。

スリや強盗のいない安全で、タバコの匂いもしない(体臭もない)清浄な国でのんびり過ごしたいと思うのは当然だろう。
昨日の銀座の強盗事件はそんな日本の安全性に影を落とすことで、とても残念だ。
保安対策はしていなかったのか

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私に子供は必要だったか

2023年05月08日 | 家族のこと
一昨日からの大雨はまだ続いていて、スマホから鎌倉、逗子、葉山に土砂災害警報がけたたましくなってびっくりした。
横須賀線は大雨のせいで大幅に遅れていて、仕事再開というのに出鼻を挫かれた。
娘の結婚であれやこれやと忙しく、この連休、自分のことは何もできなかった。
自分のことといったところで、書き物仕事は多分しなかったし、庭仕事にしても強風と大雨であまりできなかったかもしれない。
それにしてもぼんやり過ごしていると、時間はあっという間に過ぎる。
せめてもと、ブログに穴を開けなかったのはよくやったといえるだろう。
娘の結婚式のテーブルフラワーをもらってきた。
バラとガーベラが活けこんであって、とても可愛らしい。
こうしてみると5月5日がずいぶん前のように感じられる。

息子は大谷翔平と同い年の28歳、3つ離れて娘が産まれ、先日結婚したわけだが、子供というのは私にとっていったいどんな存在だったのだろう。

妻はいつも、

 子供を授かるということは神様が私たちを選んで預けてくれたということで、育て独り立ちさせ、社会に送り出すまでが親の仕事

と言ってきていて、その使命感からであろう母として頑張ってきた。
そして、そこから見返りを求めるつもりは何一つない。
私も、妻の薫陶を受け、それなりに子育てを楽しんできたし、子供たちに見返りを求めるつもりもなく、今後は終活をせっせとしなくてはいけないと覚悟を決めている。

28年余りかかって子供達をやっと、神様にお返ししたわけだが、はたしてその神様というものはいったいどのようなシステムなのだろう。
単純に考えたらそれは社会というシステムだろう。
そして社会はそこに所属する人間に労働などの奉仕を求める。
現代社会では、それは税金という形になっているが、戦争など起こったら兵士として戦うことも必要となる時がある。

子供を産み育てるということは、社会への労働力を提供することなのだろうか。
かつては社会のみならず、家に対しても労働を提供させていたわけだが、今の時代はそうではない。
したがって、子どもたちは社会への貢献のみで済むようになっている。
これが、子供からの見返りを求めない、ということであって、そうすると子供なんて負担でしかないということになる。

子育てからは、多くのことを学ぶことができると言うが、子供がいなくても立派な人、結婚していなくても素晴らしい人というのはいくらでもいるし、子沢山の人が立派というわけでもない。
そう考えると、子育てが有意義なことだというのは詭弁に思える。

今の社会において、子供というものを必要とする人はどのぐらいいるのだろうか。
同族会社や、世襲が定着しつつある一部の政治家などは血が必要だから、後継としての子供が欲しいだろう。
でも、それはごく限られた人たちの話で、それ以外の人が圧倒的に多い。
投資だなんだということがもてはやされる昨今、子供を産み育てることも投資でであり、見返りのない投資を負担と感じてしまう若い人は少なくないのではないだろうか。
ましてや、少子高齢化社会は若い世代を食い物にするばかりで、将来への明るい展望は見出しにくい。

社会システムが急速に変容していることを率直に受け止め、これに対して社会をどのように変化・適応させていくかを考えなくては日本という国は衰退の一途を辿ってしまう。
葬式を出してもらうのも申し訳ない

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加齢臭を自覚してふたたび温泉へ

2023年05月07日 | 通勤・交通・旅行
朝から大雨。
写真を撮るのも面倒で、つい撮りそびれてしまい、今日のトップは昨晩の月の出の写真。
娘の面倒を見なくて良くなってずいぶん気楽になったはずなのに、どうも体が重い。

体臭はあまりない質なのだが、数日前からなんとなく気になっていた。
一昨日あたりから、これは加齢臭ではないかと密かに考えていたが、今朝になって妻に、健ちゃんなんだか臭いと言われてしまった。
これまで加齢臭はあまりなかったので、自分自身びっくりした。
おまけに胃も痛い。
これはどう考えても娘の結婚に関わるストレスのせいに違いない。

妻もなんだか疲れが溜まっているようで、これで一日中家にいたらまたあれこれ家事ばかりすることになる、あなたの加齢臭もきっと消えるから、箱根の温泉へ行こうと言い出した。

先一昨日に娘夫婦とご両親を連れて芦ノ湖畔の温泉に行ったばかりだし、かえって疲れるじゃないかと言うと、私が運転するからあなたは乗っているだけでいいとのこと。
結局、箱根湯本の有名な日帰り温泉へ行ってきた。
大雨も手伝ってか、昨日同様道はガラガラ、鎌倉からわずか一時間で着いた。
まあ、同じ県内、当たり前と言えば当たり前で普段の混み方が異常なのだ。

途中食事もとり、昼寝もして前後二度入った。
サウナも復活していて、ひさしぶりにたっぷり入った。

外国人もたくさん来ていた。
せっかく日本に来てくれたのだからと試しに声をかけてみたら、ドイツ人とスイス人だった。
温泉は気に入ったみたいで、ついでに鎌倉には行ったかと聞いたら、今回のツアーは一週間で、東京、大阪、京都、広島を訪れたとのことだった。

半日過ごしたら、臭いは消えたみたいだし、胃の痛みもだいぶ軽快した。
これで明日からの仕事も体臭を気にする必要はなさそうだ。

箱根は記録的な大雨で、目の前の川もずいぶん増水していた。
帰りも妻が運転してくれ、やっぱり一時間で着いた。
整いました

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鎌倉周辺の道路が空いててグッドドライブ

2023年05月06日 | 鎌倉暮らし
晴れてはいたものの、一日中風が吹き荒れた。
娘たち夫婦は、彼のご両親を連れて旅行に出かけた。
彼女も月曜から仕事があるのにご苦労なことだ。

昨晩は義弟夫婦にせめてものおやすみをと、姪を預かった。
今日は地方に住んでなかなか来ることのできない義弟一家を義父のお墓参りに連れていった。

鎌倉周辺の道路が空いていたので、これなら大丈夫かとその足で、久しぶりに葉山の先までドライブした。

この辺りの週末の交通事情は目も当てられないほどだが、それが連休ともなれば大変なことになるだろうと思っていたが、かえって車で来るのを警戒したのだろう。
どこも道路は拍子抜けするほど空いていた。
義弟一家を鎌倉駅まで時間通りに送ることができた。

それにしてもここ数日、なにも考えないでいる。
明日もぼんやりして過ごすことになりそうだ。
このままボケちゃいそう

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子育てもこれで終わりと思えば疲れも

2023年05月05日 | 家族のこと
今日まで天気がもつということに誰よりも喜んだのは実は私たちだったかもしれない。

親戚、といっても母と息子一家と私と妻の妹弟の家族を招き、娘の結婚のお祝いの食事会を鎌倉山にあるレストランで開いた。

風が少し強かったが、天候に恵まれ本当に良かった。
皆が新しい家庭の門出を祝福してくれた。

これで、子育ても終わりと思うと疲れも吹っ飛ぶ、といえたらいいのだが、さすがにそうもいかない。
あちらのご両親も、私たちももうへとへと。
とはいえ、私たち夫婦はホッと一息。

明日明後日はゆっくり休むつもり。
Congratulations!

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連休2日目緑の日、箱根は人であふれてた

2023年05月04日 | 通勤・交通・旅行
娘のフィアンセのご両親、お父さんがぜひ、温泉に行きたい、ということで、今日は日帰りで箱根までご案内。
どうせ大混雑だろうからと、初めから車は選択しなかった、というか、そもそもわが家の車は5人乗りなので公共交通機関を利用した。

まず、踊り子号で大船から小田原まで行き、箱根湯本から箱根登山鉄道で強羅、そしてケーブルカーで早雲山まで登り、そこからはロープウェイで、大涌谷を通って芦ノ湖桃源台まで。
車窓から見える箱根の山は緑の日にふさわしく、美しい新緑に包まれていた。
大涌谷をロープウェイで上から見たのは40年ぶりぐらいなはずで、久しぶりに雄大な景色を見ることができた。

それにしてもどこもかしこも人でいっぱい。
箱根登山鉄道もケーブルカーもずっと立ちっぱなしだったし、ロープウェイの乗り場なんて、まるでディズニーランドのアトラクションに並んでいるようだった。
陸路は不安だったので、芦ノ湖では海賊船に乗って移動。

途中、米軍の軍用機3機が低空で飛行してたが、あれは遊覧飛行だったのだろうか。

それはさておき、芦ノ湖畔の富士山のよく見える日帰り温泉に昼過ぎに辿り着き、それからはゆっくりした時間をしばし過ごした。

帰りは小田原まで路線バスでぐっすり眠った。
それなりに綿密な計画を立てての行程だったが予想以上の人出には参った。
もう、へとへと

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娘の婚約者のご両親と初対面

2023年05月03日 | 家族のこと
大型連休後半初日は憲法記念日。
などといっても、今日が憲法記念日であるのは新聞の見出しを見て思い出すだけとなっており、これが新聞を読まないような人とか、テレビでニュースをみないような人は全く思い出すことはないのではないか。
ということは、今日がなぜ休みなのかさえわからず観光地で右往左往している人はとてもたくさんいるのではないか。
まあ、私も人のことはいえないが、今日の鎌倉はずいぶんな人出だった。
そんな混んでいるところに出かけなければいいのだが、娘の婚約者のご両親が今日から来日し、お迎えに鎌倉駅までお迎えに行ったのだ。

まさか娘が外国人と結婚することになるなどとは思っていなかった。
というか、そもそも娘が結婚するというイメージを持っていなかったのだから、国際結婚など考えの埒外だった。
本人たちも思っていなかったのかもしれないが、とにかく互いの国に馴染むことができるかを試すために、娘が留学中の夏休みに彼の実家にホームステイし、彼も今年の初め我が家に滞在して、確かめることをしたのは賢明だった。
そして彼らはそれなりに大丈夫だろうと感じたようだった。

しょせん当人同士のことだから、勝手にしたらいいのだが、二人とも案外古風な考え方をするのか相互の親との付き合いも一応考えてくれているようなのは幸いだった。
来週にはいよいよ入籍するとかで、いろいろ準備も忙しいみたいだ。
彼はイタリア人とギリシャ人のハーフなのだが、あちらの人にとっては結婚式も大切だが、入籍の届出というのがとても重要な行事だそうで、それを見届けるためにご夫婦ではるばる日本にやってくる。

そして今日、鎌倉に来て、初対面と相成った。
すでにオンラインでお互いの顔は見知っていたので、初めてのような気はしなかったが、何せ言葉が通じない。
だが、娘が空港で借りてきたポケトークを使ってみたら、思いのほか役立った。

夕食は、富士山と江ノ島の見えるレストランで。
美しい夕焼けを楽しみたかったのだが、おしゃべりの方が盛り上がって、景色を楽しむことはあまりなかったが、ポケトークのおかげでずいぶん楽しむことができた。
もっと便利になるのかな

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上手く年老い上手く死ぬにはどうしたら

2023年05月02日 | 生き方について考える
少しひんやりしたとても爽やかな朝。
こんな天気がずっと続いてくれたらいいのにと思うが、曇りも雨も大地には必要、都合のいいことばかり考えていてはいけない。
ヴェランダに置いた巣箱に2年目にしてやっとシジュウカラが住んでくれた。
2、3日前にヒナが生まれたようで、親鳥がせっせと餌を運んでいる。
親鳥は、人の姿が見えると電線の上でじっと待っていて、一瞬目を離した隙に巣に飛び込む。
その都度、ヒナの可愛い声が聞こえてきて親子というものに、鳥も人もない。

天気が崩れるかもしれないという連休後半だったが、私の願いが空の神様に通じたのか、スパコンの計算をも狂わせ、3日4日5日、ひょっとすると関東地方は6日も晴天に恵まれそうだとのこと。
すでに休みに入っている人はたくさんいるようで、電車は昨日よりさらにガラガラ、私もこんな気分のいい日なら、職場のある駅を乗り過ごし、仕事とは無縁そうなハイキングの格好をした人たちについて、そのまま郊外の山まで行ってしまいたくなった。

そんなわけで最近、どうも仕事への熱意が足りない。
これが気力の減退なのだろうし、それこそ老化の一つの表現型だから仕方がないのだが、こうして歳をとっていくことを次々と実感させられるようになり、ちょっと気が滅入る。
このまえどこかで、終活は早めにというのを読んだ。
たしかに、還暦ともなればいつ病を得て死んでしまうかなんてわかりはしないので、いつ死んでもいいように準備を始めなくてはならない。
せっせと働き、子育てに精を出し、やっと独立してくれるというところで、もう”おしまい”の準備かと思うとなんともやるせないが、人の一生なんて所詮こんなものなのだろう。

死んでいくのに上手い下手があるのかどうかはわからない。
重い病気にかかって死ぬか、認知症でもやがかかったような世界の中で死ぬか、災害か交通事故かで死ぬか、自分の最期などわかりはしないが、死ぬ時に自分の人生は良かったと思って死にたい。
そうなるにはどうしたらいいか、まずはそのことを考えながら過ごしたい。
まずは過去の精算か

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