大河ドラマ 光る君へ
NHKテレビ 1月7日(日)午後8時~
観察眼が生んだ「源氏物語」
「源氏物語」の作者である紫式部(吉高由里子)が主人公の大河ドラマ。脚本は大石静、演出を中島由貴らが手掛け、1話では少女時代が描かれる。
【大河ドラマ 光る君へ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/54/19928089ce17ba5c7200725926f460cb.jpg)
木村皐誠 落井実結子
藤原為時(岸谷五朗)は、学はあるが根回しが弱く、5年も官職に就けていなかった。そんな為時を支える・ちやは(国仲涼子)は、夫の出世を願い、願掛けをするほどの献身ぶり。娘のまひろ(落井実結子=のちの紫式部)は、父が書物を読んでくれることが大好きであったが、父やその同僚の藤原宣孝(佐々木蔵之介)が、嫡妻がいながらも、夜な夜な別の女性のもとにいっていることに気付いていて、「なぜ父上は家をあけて平気なの?」と母に問う。そういうときのまひろは不安そうな顔をしているが、その中にも、どこか世の中を静臨して見つめるような冷静さが垣間見え、彼女の観察眼があってこそ、「源氏物語」が生まれたのだろうなと思わせる。宮中で働く男女が、なにか事件が起こると、噂話に耳をそばだてる様子なども描かれている。
また、まひろが出会う藤原道長(木村皐誠=のち柄本佑)や、その兄の藤原道兼(玉置玲央)の対照的なキャラクターも印象に残った。
(西森路代 ライター)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年1月7日付掲載
娘のまひろ(落井実結子=のちの紫式部)は、父が書物を読んでくれることが大好きであったが、父やその同僚の藤原宣孝(佐々木蔵之介)が、嫡妻がいながらも、夜な夜な別の女性のもとにいっていることに気付いていて、「なぜ父上は家をあけて平気なの?」と母に問う。そういうときのまひろは不安そうな顔をしているが、その中にも、どこか世の中を静臨して見つめるような冷静さが垣間見え、彼女の観察眼があってこそ、「源氏物語」が生まれたのだろうなと思わせる。
第2回で、15歳になったまひろは成人の儀式。三郎こと道長と再会を果たす。
お楽しみにの展開です。
NHKテレビ 1月7日(日)午後8時~
観察眼が生んだ「源氏物語」
「源氏物語」の作者である紫式部(吉高由里子)が主人公の大河ドラマ。脚本は大石静、演出を中島由貴らが手掛け、1話では少女時代が描かれる。
【大河ドラマ 光る君へ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/54/19928089ce17ba5c7200725926f460cb.jpg)
木村皐誠 落井実結子
藤原為時(岸谷五朗)は、学はあるが根回しが弱く、5年も官職に就けていなかった。そんな為時を支える・ちやは(国仲涼子)は、夫の出世を願い、願掛けをするほどの献身ぶり。娘のまひろ(落井実結子=のちの紫式部)は、父が書物を読んでくれることが大好きであったが、父やその同僚の藤原宣孝(佐々木蔵之介)が、嫡妻がいながらも、夜な夜な別の女性のもとにいっていることに気付いていて、「なぜ父上は家をあけて平気なの?」と母に問う。そういうときのまひろは不安そうな顔をしているが、その中にも、どこか世の中を静臨して見つめるような冷静さが垣間見え、彼女の観察眼があってこそ、「源氏物語」が生まれたのだろうなと思わせる。宮中で働く男女が、なにか事件が起こると、噂話に耳をそばだてる様子なども描かれている。
また、まひろが出会う藤原道長(木村皐誠=のち柄本佑)や、その兄の藤原道兼(玉置玲央)の対照的なキャラクターも印象に残った。
(西森路代 ライター)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年1月7日付掲載
娘のまひろ(落井実結子=のちの紫式部)は、父が書物を読んでくれることが大好きであったが、父やその同僚の藤原宣孝(佐々木蔵之介)が、嫡妻がいながらも、夜な夜な別の女性のもとにいっていることに気付いていて、「なぜ父上は家をあけて平気なの?」と母に問う。そういうときのまひろは不安そうな顔をしているが、その中にも、どこか世の中を静臨して見つめるような冷静さが垣間見え、彼女の観察眼があってこそ、「源氏物語」が生まれたのだろうなと思わせる。
第2回で、15歳になったまひろは成人の儀式。三郎こと道長と再会を果たす。
お楽しみにの展開です。