Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

前へ前へ(相馬崇人)

2007-01-12 19:56:15 | 浦和レッズ
三都主の移籍した穴を埋める活躍が期待されている相馬崇人選手ですが、東京V時代に初めて見たときから、印象に残る選手でした。2005年の天皇杯の決勝(東京V対磐田)で、初めて相馬のプレーを見ましたが、当時は日本代表に入っていた三浦淳宏からポジションを奪ったということで有名になっていました。

その実力のほどを見極めたいと思って、浦和の準決勝敗戦で応援するチームのなくなった国立競技場へ出かけていきました。相馬の特徴はすぐにわかりました。売り物は日本にあまりいない、左足からの精度の高いアーリークロスでした。ライバルの三浦が右利きで、どうしても右足に持ちかえなければならないハンデがあるため、ポジションを奪ったのだろうと思いました。

三浦はそのオフに神戸に移籍して、相馬は4-4-2の左SBで開幕から出場していました。しかし、天皇杯の優勝をリーグ戦に生かすことはできず、東京VはJ2に降格してしまいました。この年の東京Vは一度しか見ていないので、相馬の活躍度は知りませんでしたが、どうしても三都主のバックアップが欲しかった浦和が相馬を獲得したので、これで相馬をじっくり見られることになりました。

初めて、味方になった相馬を見た印象は、「これは三都主と全く同じタイプの選手だな」というものでした。前を向いて仕掛けるときは三都主と遜色ないプレーができますが、守備の局面ではあっさり置いて行かれたりして、守備が弱いところまで三都主と同じでした。

ギドも相馬の使い方には気を使ったと思います。押され気味の展開での守備固めとしては使えませんから、流れの良い場面で、しかも三都主が疲れているときを選んで途中出場させていました。正直に言うと、磐田の服部のような守備的なタイプをなぜ取らなかったのかと、フロントの判断に疑問を持っていました。

しかし、フロントはどうやら、三都主の移籍後のことも考えて相馬を獲得したようです。守備的なタイプでは、サイドから仕掛けるレッズのサッカーはできないという考えがあっての相馬獲得でしょう。来期は相馬にかかる期待は大きくなるでしょう。前へ仕掛ける、相馬のプレースタイルを続けて欲しいものです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする