Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

思い出の試合(レッズ編2)

2007-01-18 20:39:08 | 浦和レッズ
今日のブログは、思い出の試合の続編です。

・J1昇格・・・2000年11月浦和対鳥栖(駒場)

斉藤監督が事実上解任されて、横山GMが総監督として指揮を執り、ようやく混乱も収まりかけた頃の最終戦でした。しかし、J2史上最強と言われた圧倒的な力は既になく、ふらふらの状況で迎えた試合でした。延長戦も含めて、勝てば自力で昇格を決められる状況でしたが、相手の鳥栖も、勝てばスポーツ新聞の1面に載ると監督から気合いを入れられ、モチベーションは高かったです。

先制点は浦和に入ったものの、DFとGKの連係ミスで同点に追い付かれた浦和のムードは良くなかったです。そんな後半のプレーで、ピクンのクリアミスで相手に独走され、室井が後ろから倒して退場になってPKという、最悪に近い状況になりました。ここで、駒場を埋めた浦和サポの応援の必死さは忘れることができません。

満員の観衆に慣れていなかったであろう、鳥栖FWルシアノはこのPKをクロスバーに当ててしまい、浦和は最大のピンチを免れました。それでも、ライバル大分が勝ったため、浦和は数的不利の延長戦で勝たないと昇格はできない状況でした。しかし、この延長戦で投入された岡野の気合いの走りで、鳥栖はボールをつなげずクリアするのが手一杯になり、浦和ペースで延長戦は進みました。

そんな中の浦和ボールのFKでした。阿部の蹴ったボールはミスキックになり、壁に当たって跳ね返りました。セットプレーのチャンスだから、浦和は相当の人数を前線に上げていました。もし、このボールが鳥栖にこぼれたら決定的なピンチになります。祈るような気持ちで、誰かレッズの選手が拾って欲しいと願いました。

このボールは浦和DF土橋のところにこぼれました。こういう場面は、とにかくカウンターを食わないため、外してもいいから思い切りシュートを打つのがセオリーです。そんな土橋のシュートを見て、「これでカウンターはない」とほっとした瞬間、このシュートが入り浦和は昇格を決めました。見ている誰もが、入るとは思っていなかったシュートだったと思います。この場面は、7年経った今でも鮮明に思い出せます。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする