今日、浦和駅でバスを降り、病院に向かった途中で、天皇杯の実物を発見しました。タイトル慣れしてきたレッズにとっては恒例行事ですが、伊勢丹の一階のショーウィンドウに飾ってありました。もうほとぼりも冷めた頃らしく、カメラを向けていたのは私一人でしたが、長い入院生活から解放された私にとってはこれを見るのも社会復帰の一環なので、嬉しかったです。
今更ながら、病院の小さいテレビで見た天皇杯決勝の感想です。この日の浦和は、G大阪の一方的なボールキープを許してしまいました。内容だけ見れば、天皇杯の中でも悪い方から数えた方が早いでしょう。その原因を、入院中で頭に刺激を与えるためにはいいと思って、ベッドの上で考えてみました。
その理由は「山田の器用さ」が考えられます。山田は、あまり知られていませんが、実は最終ラインでもプレーできます。土橋の劇的VゴールのJ2最終戦、DFピクンを下げた浦和では最終ラインは山田がリベロをやっていました。
そのため、細貝のところが再三狙われて内舘が右サイドへ引き出され、最終ラインのバランスが悪いと判断した、この日左ボランチの山田が最終ラインに吸収されてしまいました。これで、ボランチは事実上鈴木啓太一枚になってしまい、そのスペースをG大阪に使われたのが苦戦の原因と思われました。
そのため、ギドの打った交代策は平川out長谷部inで、いつもの左ボランチに長谷部を入れたものでした。少し遅かったかなと思いましたが、延長戦も考えてぎりぎりまで遅らせたギドのプロとしての決断だったと思います。山田が右アウトサイドに回ることで、チームのバランスが回復しました。
結果的にはこの長谷部のパスで岡野が走り、相手に当たってこぼれたクロスが永井の目の前に転がるという幸運が待っていましたが、決して運だけで勝ったものではなく、こんな伏線があったと思います。病院の14型テレビでの観戦なので、間違っているかもしれませんが、私はこう感じました。
今更ながら、病院の小さいテレビで見た天皇杯決勝の感想です。この日の浦和は、G大阪の一方的なボールキープを許してしまいました。内容だけ見れば、天皇杯の中でも悪い方から数えた方が早いでしょう。その原因を、入院中で頭に刺激を与えるためにはいいと思って、ベッドの上で考えてみました。
その理由は「山田の器用さ」が考えられます。山田は、あまり知られていませんが、実は最終ラインでもプレーできます。土橋の劇的VゴールのJ2最終戦、DFピクンを下げた浦和では最終ラインは山田がリベロをやっていました。
そのため、細貝のところが再三狙われて内舘が右サイドへ引き出され、最終ラインのバランスが悪いと判断した、この日左ボランチの山田が最終ラインに吸収されてしまいました。これで、ボランチは事実上鈴木啓太一枚になってしまい、そのスペースをG大阪に使われたのが苦戦の原因と思われました。
そのため、ギドの打った交代策は平川out長谷部inで、いつもの左ボランチに長谷部を入れたものでした。少し遅かったかなと思いましたが、延長戦も考えてぎりぎりまで遅らせたギドのプロとしての決断だったと思います。山田が右アウトサイドに回ることで、チームのバランスが回復しました。
結果的にはこの長谷部のパスで岡野が走り、相手に当たってこぼれたクロスが永井の目の前に転がるという幸運が待っていましたが、決して運だけで勝ったものではなく、こんな伏線があったと思います。病院の14型テレビでの観戦なので、間違っているかもしれませんが、私はこう感じました。