川越の熱気

今回はサッカーネタが思いつかないので、土曜日の川越ネタから引っ張ってきます。川越がどれだけ「つばさ」で盛り上がっているかを知りたかったですが、人口の多い街なのでロケが難しいという事情もあり、地元は意外と醒めているのではと思っていました。

しかし、川越の街の盛り上がりは予想以上でした。ショッピングモールの旗には「15分(ドラマの時間)ではわからない川越」と、つばさを意識したものが次々並んでいました。つばさ関連の旗は、蔵造り通りに至るまで、川越の商店街中にありました。

また、NHKが作ったつばさの番組宣伝ポスターが、ほとんどのお店に貼られていたことや、主役の多部未華子さんや、芸人(ロナウ二郎)役の脇知宏さんのサインが置いてあるお店があったのにも驚きました。

お菓子屋さんにも「つばさ」の名前がついたものが一つはありましたし、ドラマでつばさの実家の和菓子屋さんで売られている「あまたま」に似せたお菓子もありました。ただ、考えてみると朝ドラが47都道府県を一周するのには最低四半世紀近くかかります。自分の街がドラマの舞台になることは一生に一度かもしれません。

私が出かけた日は夏の猛暑の日だったことと、つばさが終了間際でブームも終わりかけという気もしましたが、それでも川越の中心街の蔵造り通りは人だかりができていました。NHKの朝ドラは想像以上にたくさんの人が見ているということは感じました。

また、インターネット時代を反映して、ドラマに登場する場面が番組HPに載るということもありました。観光目的の私も、何ヵ所がドラマに登場する場面も見つけています。それはマニアックなものもありますが、読者の皆さんには土曜日に載せた分で十分だと思います。