Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

1993年のJリーグ

2009-09-06 16:34:47 | 他チーム
今日、そういえばJリーグの初ゴールは誰だっけ?とちょっと考えを巡らせました。1993年のことなので、かなり記憶は薄くなってきていましたが、回答は出ました。ヴェルディ川崎(現東京V)のマイヤー選手です。もっとも、このマイヤー、Jリーグで大活躍したFWではありません。

当時、優勝候補筆頭に挙げられていたV川崎ですが、外国人選手をテスト採用したオランダ人にしていました。他のチームは、ジーコ(鹿島)、リネカー(名古屋)、リトバルスキー(市原)ら超大物を採用していたので、V川崎は時代の流れに少し出遅れました。そのため、1stステージではV川崎は鹿島の後塵を拝します。

このとき、鹿島でゴールを量産していたのが、当時時代のスターだったアルシンドです。かつらの広告にも出演するなど、ブラジルでは経験したことのないスター扱いを受け、本人も大いに驚いたかもしれません。しかし、V川崎はようやく時代の流れに気付き、ブラジル代表経験もあるトップ下のビスマルクを採用して、2ndステージを制して本来の実力を見せます。

ここまで、あれ?浦和の名前が出てこない?と思われた方は若いサポです。浦和は、この1993年は、当時の森監督が「3年分くらい負けた」というほど連敗街道を進み、地元だからと応援していた当時のサポーターを大いに落胆させます。浦和が勝つ喜びを味わうのは、オジェック監督が登場する1995年を待たないといけませんでした。

また、初代得点王は誰?とも思いましたが、こちらは意外と早く回答が出ました。当時横浜MのFW、当時34歳のベテランのR・ディアス選手です。実は、このディアス、セリエAのインテルが1989年に優勝したときの主力FWで、アルゼンチン人なら多くの人が知っているという超大物でした。

当時はサッカーのことはまったくわかっていませんでしたし、Jリーグのチケットも品薄状態で、スタジアムで試合を見ることもできませんでした。そのため、当時の選手のプレー内容はスポーツマスコミの評価に頼ってしまいますが、ディアスはそんなに動く選手ではなく、守備も全然やらないというFWだったらしいです。

しかし、左足のシュート技術は当時ベテランだったにもかかわらず、高いものを持っていたようで、それで輝いた得点王だったようです。
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スタミナ切れ(9/5オランダ対日本)

2009-09-06 13:29:06 | ワールドサッカー
疲れからか、このオランダ戦の後半、眠気が襲ってきたので、あまりあてにならない観戦記ですが載せます。前半の戦い方が、おそらく岡田監督の意図だったのではと思います。3トップを引く相手のウイングに、SBとMFの2枚が付いて数的優位を作り、攻撃では相手のミスを拾うショートカウンターという意図は感じました。

テレビでは、スナイダーがファウルしてイエローをもらったときに、「思うようにプレーさせてもらっていませんね」と解説者が語るなど、前半の論調は日本の健闘を称える内容が多かったです。ただ、攻撃は相手の戻りが早くてなかなかチャンスを作れず、相手のパスミスを拾ったビッグチャンスには岡崎がシュートミスをしました。

ただ、オランダにカウンターを食らったときの対応にはまずさも見られました。そういうオランダが数的優位の立場になったとき、彼らはほとんどミスをしません。パスも正確に回しますし、少なくともクロスまでは確実に入れることができます。これは、後ろに走らされて体力がもたないのではという危惧は多少感じていました。

事実、今朝のテレビ番組で中西哲生氏は言っていましたが、これを90分持たせようと思ったら4倍の体力をつけないといけないとのことです。その通り、後半は特に右サイドの動きが落ちました。相手の左ウイングがロッベンからエリアに変わっていたこともあって、相手側の体力は落ちていません。

また、日本の永遠の課題として、セットプレーに弱いことが挙げられます。先制点をセットプレーで取られたときは、やっぱり駄目かと思ってしまいます。ただ、本当に日本が強いなら、その後なだれを打って崩壊することはありえません。3失点もしてしまうあたり、やはりオランダは優勝候補にも挙げられる強豪で、日本とは格が違うと思わざるを得ません。

ただ、この親善試合が意味がなかったかというと、そんなことはないと思います。たまたま、オランダという強豪が、W杯予選を早々と突破したため、空いていたタイミングにこの親善試合を入れられたのですが、それまで日本はアジア相手にしか試合をしていませんでした。

欧州の強豪と当たったら、徹底的に弱みを狙われるということがわかっただけでも、この試合は有意義だったと思います。
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