Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

横浜FM戦プレビュー

2009-09-25 21:42:03 | 浦和レッズ
ACLの国立に出かけていたこともあって、週末にレッズ戦が来るリズムを忘れかけていましたが、日曜日に浦和は横浜FMとリーグ戦を戦います。横浜FMは、リーグ戦3連敗の相手で、今でも昨年の最終戦で1-6とぼこぼこにされた試合の記憶が残っています。

また、今年の日産スタジアムでの対戦も、浦和にとっては苦いものです。理由はフィンケ監督のサッカーを分析され、ロングボール一発で3トップを走らせるサッカーで完敗したからです。これを他チームに覚えられ、浦和相手には引いてカウンターという戦術を実行される結果になりました。

浦和にとって、昨年合計3点を決められた苦手選手、小宮山も出てきそうです。どうも強気な言葉はなかなか出てきませんが、浦和にとっての好情報は、山田直輝の復帰だと思います。ポンテにサイドハーフは無理と判断したと思われるフィンケ監督の決断で、1トップに変更した浦和ですが、右に切れで勝負する梅崎、左に運動量で勝負する山田直輝と並べば、相当分厚くポンテをサポートできるはずです。

エジミウソンに川崎F戦でもゴールが生まれず、8試合ノーゴールなのは気がかりですが、それならばと地味にポストプレーをこなして、何とかチームに貢献しようとはしてくれています。山田直輝をMFで使うと、原口が弾かれることになりそうで、原口のFW起用もあるかもしれません。

もちろん、原口はポストプレーヤーではなく、1トップ向きのFWではありませんが、仕掛けるタイプなのでフィンケ監督好みの選手ではあります。ようやく、故障者が戻ったことで、人がいないからエジミウソンを使わざるを得ないという状況からは脱出することができました。

エジミウソンはたとえスタメンでも、結果が出なければいつでも交代させることができます。本来、プロチームはそうでなければいけないので、浦和はようやくチームとして戦える状態に戻ったということです。そういう状態なら、連敗中とは違って期待できると思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川崎F2連戦を見て

2009-09-25 18:52:40 | 他チーム
昨日、「川崎Fのことは以前書いた」と言いましたが、よくよく考えてみると、浦和以外の同じチームを2試合続けて見る機会はなかなかありません。今回、浦和戦とACL名古屋戦と、川崎Fを2試合続けて見たのは個人的には貴重な経験と思いますので、気付いたことをブログに書きます。

この2試合、川崎Fは同じ4-3-3の布陣でしたが、中盤の選手が一人だけ入れ替わっていました。浦和戦は養父、中村憲剛、谷口の組み合わせでしたが、名古屋戦は養父に代わって横山が入っていました。これは、浦和戦の布陣だと中村憲剛がアンカーに入ることを意味します。

この2戦で浦和戦が0-2の負け、名古屋戦が2-1の勝ちだったことを考えると、浦和戦の布陣はあまり良いものではなかったと思います。もともとCBだったことを考えると、谷口がアンカーではと思っていた私にとっては、「え?中村憲剛が守備的ボランチ?」と思いました。

代表では遠藤がこの位置をやっていることを考えると、パスが出せるタイプをここに置くことは奇策ではないと思いますが、守備の負担で微妙に中村憲剛のパスの精度を落としたように、スタンドからは見えました。

また、中村憲剛と谷口がダブルボランチを組むときは、お互いに生かし合う関係です。谷口は中村憲剛のパスを信じて上がり、中村憲剛は谷口の存在で一つパスコースが増えるという相乗効果があります。ただ、谷口が上がることによる守備のバランスは考慮する必要があります。

そのバランスの答えはどうやら名古屋戦の横山起用だと思います。名古屋戦の横山は、中盤の底でしっかりボールを落ち着かせて、中村憲剛や谷口を生かすとともに、川崎Fの守備を安定させる結果になりました。

もちろん、実質1ボランチになるこの布陣は、リードを奪ったらしっかり交代のカードを切って補強する必要があります。その交代がレナチーニョに代えて山岸を入れるもので、谷口に上がりを自重させて横山とダブルボランチを組ませて、右に中村憲剛、左に山岸を置くボックス型の中盤を組みました。

負けているときは黒津を入れて無理にでも攻めようとしますが、リードしているときのこのボックス型の中盤には、落ち着き払ったような強さを感じました。これを最初からやる手も、ACLのアウェイ戦ではあり得るかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする