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4バックに勝てる3バック

2010-11-08 15:24:00 | 他チーム
昨日の広島戦、広島のように3バックで強いチームがあるというのは、エンゲルス時代に3バックを機能させられずに敗れた姿を見ていた私には一つの驚きではあったので、その秘密の一端がテレビ経由でわかるかどうかチェックしてみました。

3バックに勝てる戦術として、4-2-3-1が流行り出したのは、1998年W杯のフランス代表に影響されたものと思われます。当時のフランスにはワールドクラスのストライカーがいなかったため、それをカバーするための戦術だと当時は思っていました。

ドイツ代表の影響で80年代末から90年代にかけて流行った3バックですが、2000年前後に欧州で4-2-3-1と戦った3バックのチームがことごとく敗れたため、欧州では3バックの戦術を引くチームはほとんどなくなるという、戦術の一大転換の起きた時期でもありました。

ただ、日本ではこの転換はだいぶ遅れました。理由は3バックで強いチームがあったからです。日本代表のトルシエ監督のフラット3は3バックでも戦い方次第でコンパクトなラインディフェンスが可能であることを証明しました。

また、磐田の2002年の鈴木監督は3バックの個人の能力を信頼して、3バックでは一般的概念だったリベロを廃し、3人のDFに均等にタッチラインの幅の68mを守らせる戦術で、Jリーグを前期後期と完全制覇を果たしました。

今回の広島は、パスをつなぐサッカーという攻撃面の方が宣伝され、3バックでどうやって守っているかはスカパーなどのマスコミではあまり触れられていません。それなら自分で確かめるかと思って、スカパーの映像で見る限りでは、「これは完全な3バックではない」という印象です。

確かに、広島がボールを持っているときは、最終ラインに残るDFは3枚です。しかし、相手ボールになった瞬間、ダブルボランチのどちらかが最終ラインをカバーしています。事実上、1ボランチの4バックのようなものです。

アウトサイドが帰るわけではないので、3バックの売り物の攻撃力は維持していますが、3バックだからサイドにスペースがあるという常識は、広島には通用しないことが判明しました。もちろん、1ボランチになるスペースを埋める工夫もあるでしょうが、それはテレビの映像なので、ピッチ全体を見渡せるわけではないのでわかりませんでしたが。
コメント
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