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逆転呼んだ「敗戦の中の一発」

2010-11-10 18:45:29 | 他スポーツ
日本シリーズの激戦を見た直後だけに、また野球ネタで失礼します。日本シリーズの場合、短期決戦だけに、そのときに調子の良い選手を見抜く監督の采配が流れを変えることがあります。その象徴的な例が2008年の日本シリーズ第五戦でした。

当時のカードは西武対巨人で、2勝2敗で迎えたこの第五戦はほぼ勝利を確実にして、万全を期すため9回に抑えのクルーンを出してきました。大差で負けていた西武ですが、代打で出た平尾がクルーンからソロ本塁打を放ちます。

勝敗には影響のなかった一発で、しかも西武は王手をかけられた絶対不利の状況で敵地東京ドームに乗り込むのですから、忘れ去られても仕方ない一発です。しかし、この一発は無駄ではありませんでした。

コンスタントに150kmを投げるクルーンから本塁打を打ったということはよほど状態がいいのだろうと判断した渡辺監督の決断で、平尾は6番一塁でスタメンに抜擢されます。レギュラーシーズンは2割1分だった平尾ですが、日本シリーズでは状態の良さが最優先ということなのでしょう。

その采配は見事的中しました。平尾のバットからは打ちでの小槌のようにヒットが次々飛び出し、渡辺監督が巨人の攻撃を必死の継投で止めたこともあって、西武は東京ドームで2連勝して逆転の日本一に輝きます。

レギュラーシーズンではたぶんあり得ない起用だと思いますが、ほんのちょっとしたところに勝利のきっかけは転がっているものです。今回のロッテの場合は打線を動かさないことが勝利につながりましたから、どれが正解というものはありませんが、野球の場合、監督の関われる領域がサッカーに比べ大きいですから、監督の決断力は大きいと思います。
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