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G大阪戦マニアック分析

2010-11-21 18:11:54 | 浦和レッズ
昨日の試合、G大阪が押し込むはずという予想は外れ、浦和の方が支配率で上回る、正直「あれ?」という展開になりました。西野監督のコメントでは、本当はこういうサッカーはやりたくないが、天皇杯から中2日であることを考慮したということを言っていました。

今年は守備的サッカーを引いてくるチームにことごとくやられたのが浦和で、前半からボール支配率で上回って強気に行こうとしてきたチームは鹿島とC大阪くらいでした。この2チームからは勝ち点4を奪っていますから、今年の浦和相手には自分たちのサッカーを捨てても引いて守った方が勝てる可能性は高いと読まれているのでしょう。

その原因は、決定力不足を挙げなければなりません。エースのエジミウソンは、今季15ゴールを挙げていますが、不運なことにこのゴールが勝利に結びついていません。エジミウソン一人が点を取るチームではなく、どんどんサイドの攻撃的MFが点に絡んでくるチームにならないと上位進出は難しいです。

ポンテは昨日の試合では、チームに必要な存在ということは証明しましたが、34歳で怪我がちの選手と再契約するのは難しいだろうという、シビアな目はありました。それに代わる選手と契約できるメドが立っているのであれば、その判断は仕方ないと思います。

サイドハーフの選手が若手で、なかなかゴールを決められないのは浦和の来季に向けた課題で、高橋峻希も原口も、今のレベルではポジションを守れないという意識を持つべきです。正直、今年は選手が足りないから出させてもらったくらいに思っていないと、即戦力を補強されて弾かれてしまうでしょう。

スポーツ紙の報道では、浦和はここ2年で人件費を7億円も削減したらしく、フィンケ監督も「戦力がないなりに何とかしてくれ」という注文を受けて指揮をしたと思います。それが、即戦力補強の動きに変わったため、フィンケ監督は「話が違う」と言ったとか言わないとかという報道がされています。

正直、フィンケ監督の去就に関しては、どちらもありかなというのが私の感想で、どちらの判断をするにせよ、フロントのバックアップをもっと手厚くという気持ちはあります。今の浦和は、中堅選手を他チームにレンタルした結果、Jリーグで一番選手層の薄いチームになってしまいました。この状態では来季は戦えないので、それなりの補強を望みたいと思います。
コメント
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