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大相撲技量審査場所

2011-05-14 22:30:56 | 他スポーツ
テレビ中継がないので、本当にやっているのか実感がありませんが、今、両国国技館で夏場所の代わりの技量審査場所をやっています。やはり、八百長問題は大きな問題ではありましたが、力士が長期間実戦から離れることを懸念した相撲協会が、入場無料、懸賞および外部表彰なしというルールで行った15日間の場所です。

優勝回数にはカウントされますし、勝ち越しや負け越しは翌場所の番付に反映されますので、力士にとっては実戦と同じです。今はNHKのニュースで流される結果だけを見て、辛うじて上位陣の成績をチェックしています。映像がないので推測ですが、今場所も白鵬と大関陣の差は開く一方のようです。

魁皇は5勝2敗と彼にしては無難に滑り出した方で、千代の富士が持つ通算最多勝利記録まであと5勝まできました。もっとも、魁皇自身は「通算白星が上回ってもあの大横綱を超えたことにはならない」とこの話題にはあまり乗ってこないようです。

しかし、この記録は千代の富士が達成したときは更新はまず不可能と言われた記録なので、塗り替えられる日が来るとは思っていませんでした。それだけ魁皇が長く大関を張り、驚異的な力士生命を誇ったことであり、これはこれで価値のある記録だと思います。

また、観客動員が連日満員に近いところも、大相撲の持つ力を感じます。私は国技館にふらりと行けばいつでも見られるのではと思っていましたが、事前の応募で14万通も入場希望があったらしく、いくら無料といっても相撲が見たくてたまらない人は私を含めたくさんいるんだなと改めて実感します。

これなら、名古屋場所以降、有料の興行にしても、きっとお客さんは戻ってきそうで、日本最古のプロスポーツである大相撲を潰してはいけないという力がいろいろな方面からあると思います。これだけ不祥事が続いても、相撲ファンの存在は根強く、長い日本の歴史で大相撲が果たした役割は大きかったと思います。
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