Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

弱いところを少しずつ(5/3浦和対横浜FM)

2011-05-03 22:26:11 | 浦和レッズ
正直、今日の戦いには満足していません。結果は負けでもよくやったという試合はもちろんありますが、今日は相手の注文にまんまとはまってしまった敗戦で、もう少し何とかならなかったものかという無念さがあります。

まず、前半を0-0でというのが相手のゲームプランだったようです。そして8人でブロックを作ってマルシオのところを消すのもプラン通りだったようです。厳しいプレッシャーに耐えられるのがマルシオの強みではあるのですが、ボールそのものが入らなくてはいい仕事はできません。

確かに、横浜FMの中盤の動きを見ると、一人が攻撃参加しているときに、逆サイドの選手がしっかり内に絞って中盤を3枚にしています。この慎重策を打ち破れないうちは浦和は強くなれないという試練でもありました。前半で1点取ってしまえば、絶対に横浜FMは出てくるから戦えると思っていたのですが、結果はエジミウソンがなかなか決められず本当に0-0で折り返してしまいます。

また、この試合はペトロサッカーの弱いところを少しずつ横浜FMに狙われた試合でもあります。まずはスピラノビッチの足の遅さで、小野や大黒といったスピード型FWをスピラの裏に張らせてロングボールで抜け出すというプランは見て取れました。もう一つはセットプレーがマンツーマンというところです。

確かに、去年に比べたら、スピラと永田が加わってセットプレーの守備は強くなっています。しかし、弱いところは確実にあるもので、今日は山田暢久がマークしていた渡辺千真がうまくマークを外しました。山田暢久がマンツーマンのセットプレーに弱いのはPSMでも明らかになっていた弱点なので、そこを確実に狙えた中村俊輔のキックの精度には脱帽です。

最後の2点目はセットプレーで無理に敵陣に人数を上げていたパワープレーの直後だったので、クロスを安易に相手にクリアされた高橋峻希のプレーはともかく、仕方ないとは思います。結局、注文通りFKで先制点を入れられたところが全てだったのです。FKを可能な限り与えない、マンツーマンで守るなら自分のマーカーには責任を持つ、そういうところから変えていかないと、次の柏も苦しいでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜FM戦プレビュー

2011-05-03 10:47:46 | 浦和レッズ
今更ながら、埼スタに出かける前に横浜FM戦のプレビュー記事を書いておきます。まだ開幕して3試合しか消化していないという状況なので、他チームの情報は思うようには集められていません。特に、今年は電力不足の影響で、キックオフの時間が同時刻に揃えられているからなおさらです。

浦和にとって、横浜FMは苦手チームで、埼スタでの試合は2008年の最終戦で1-6の惨敗を喫するなど3連敗中です。去年の11月に日産スタジアムで勝って、多少は苦手意識がなくなっていることを期待したいです。

横浜FMは、今年は山瀬、河合、坂田らを放出して、若いチームへの切り替えを目指しているところです。それでもチームの中心になりそうなのは中村俊輔で、一時ボランチで起用されて攻撃の柱に据えられたようですが、もし中村俊輔がボランチで先発したら、浦和は徹底的にそこを狙うと思います。

中村俊輔はボランチの経験はほとんどないため、守備力が不足するのは間違いないからですが、今日新聞に載っていたペトロビッチ監督のコメントを読むと「横浜FMは確実に引いてくるだろう」という、浦和が前節の仙台戦で完敗した試合を参考にするだろうという読みです。

そうなると、ボランチ俊輔ではなく、手堅く守備的なタイプをダブルボランチに置いてまずはマルシオのところを消しに行くということになるかもしれません。確かに、浦和の場合、1トップのエジミウソンがボールを待つタイプなので、その後ろの3人を消されてしまうと、パスコースがなくなって自滅というのが仙台戦のパターンでした。

今回はGWの強行日程なので、戦術的修正は難しいこともあって、埼玉新聞の予想スタメンは前節と同じ名前が並んでいます。もし何か手を打つとすれば、マゾーラをスタメンで起用して、スピードで勝負する手もありえると思います。

皆さんがこの文章を読んでいるときには、試合は既に終わっているかもしれませんが、今はこれを書くのがベストと思い、書きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする