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大相撲、浦和に来る

2012-06-04 15:52:30 | 他スポーツ
今日、近所に住んでいる弟が大相撲の浦和巡業のパンフレットを持ってきました。私が相撲好きなのはよく知っていて、行く気があると思っているようですが、升席が4人単位で、前回浦和巡業が来たときに生きていた相撲好きの祖父がもういないことを考えると、もし行くとしても最も安い席で後ろから見るのが関の山です。

それでも、巡業は力士を驚異的な近さで見るには絶好の機会です。升席を取れば本当に力士が自分の横を歩いています。早く出かけて稽古を見れば、力士の写真を撮ったりすることは容易です。ただ、取組を期待して出かけてしまうと、本場所のように番付がかかっている取組ではないので、あんなに力を抜いた相撲があっていいのかと怒らない必要はあります。

取組だけ見ると、本場所の千秋楽のような上位対決が組まれているので、一見すごそうに見えますが、期待はしない方がいいです。それでも、浦和という距離を考えたら真剣勝負を見たければ国技館の秋場所に行けばいいだけの話で、巡業は巡業なりの楽しみ方があるというのが私の意見です。

もっとも、最近は福祉大相撲のテレビ中継で花相撲独特の演出は見られるのですが、それでも生で見る横綱の綱締めや相撲のルールをコミカルに演出する初っ切りなどは当時少年だった私には楽しかったものです。相撲の場合、サッカーに慣れている方だと仕切りを何回も繰り返す間が耐えられないという方もいるでしょうが、巡業は稽古を見に行くと相場が決まっていて、上位力士同士が何番も続けて取る三番稽古などは見ごたえがあります。

当時、浦和巡業で横綱曙がひざを負傷したというちょっとした事件があり、取組には強引にテーピングをして出場しましたが、稽古が突然中断した異常事態は何かが起こったのだろうと思いました。平幕力士だったら脇にどけてそのまま稽古続行のはずで、横綱の怪我という事態はそれだけ相撲界全体に影響を及ぼす大事だということは実感できました。

貴乃花は土俵入りがうまく、曙はあまりうまくないというのは今でも記憶されているファンの方もいらっしゃるでしょうが、生で見てしまうともろばれです。曙の下半身の硬さは確かに土俵入りのような華麗さを要求されるものには向いておらず、長野オリンピックで世界中に配信されたのはどうかと思った相撲ファンもいたはずです。
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