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引くのが早すぎた(6/30C大阪対浦和)

2012-07-01 09:48:54 | 浦和レッズ
昨日のC大阪戦、勝ち点3を目前にしながら同点ゴールを叩き込まれての引き分け、残念で仕方ありません。ただ、もちろん偶然で同点にされたわけではなく、後半の浦和は一方的に押し込まれてしまいました。ミシャの戦術では、苦しくなったら5バックにしてもいいことにはなっていますが、時折カウンターを繰り出して流れを切ってしのぐのが条件です。

それがなかなかできず、GK加藤の好守頼みでは、最後に加藤がファンブルしたことは責められません。むしろ、加藤はよくやったというべきで、追加点を狙えなかった前線の方が良くなかったと思います。結果的には、デスポトビッチがフリーの決定機を外したことが致命傷になってしまいました。これなら、原口を替えない方が良かったと言われても仕方ありません。

確かに、原口は1トップでキープするのはあまり得意ではないことはプレーを見ていればわかります。相手を背負ってキープする際に、相手DFにフィジカルで潰されてしまうので、ここに体の強さのあるデスポトビッチを途中から出そうかとミシャが思う気持ちもわからないことはありません。

しかし、デスポトビッチは決してうまい選手ではありません。確かに、昨年原発事故で揺れた日本にあえて勝負したいと来てくれた心意気は評価したいですが、スペイン2部で18ゴールという一昨年の成績がベストリザルトということを考えると、多くは望めないのは確かです。結果的にはこのデスポトビッチの起用は完全に裏目で、使ったミシャも悪いということになります。

ポポが足の小指の骨折でしばらく離脱していることを考えると、1トップは足りないタイミングではありますが、見に行った弟の情報では1ゴール1アシストのナビスコ杯広島戦でもデスポトビッチは周りとあまり合っていなかったようです。デスポトビッチの契約がいつまで残っているかわかりませんが、もし6月で切れるなら延長しない選択肢があってもおかしくはありません。

もともと、アジア枠を含む4人の外国人枠がDF一人、1トップ2シャドー三人というのはバランスが悪いのは確かで、もしデスポトビッチとの契約を延長しないなら、中盤に外国人を置く手もあります。ブラジルあたりを粘り強く探せば、カルリーニョス(大宮)のようなうまい選手を見つけて来られる可能性だってあるはずです。
コメント
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