今日のアウェイ磐田戦は、1-2の敗戦に終わりました。開幕から5戦勝ちなしの17位という結果には少し打ちのめされていましたが、次第に「こういうときだからこそ浦和というチームを見届けなければいけない」と思い直し、7日の仙台戦のスタンドにはとにかく行こうと思えました。
試合展開ですが、浦和は興梠と武富の2トップ、長澤と武藤のサイドハーフ、柏木と青木のダブルボランチという4-4-2で入ってきました。2週間中断期間があったので、何か変化を加えているはずだと思っていましたが、それは2トップのところだと思いました。これまでの4-1-4-1や4-3-3だと、FWの中央の興梠が下がってきてしまうと点を取る選手がいなくなるので、無理にでも興梠は真ん中に張っていないといけませんでした。
今回、運動量が多くスピードのある武富を入れたことで、興梠に下がる自由を与え、興梠が受けてから武富を走らせる形を作ってショートカウンターを狙うというのが、今日の浦和の意図だったと思います。この日は磐田が前からプレスに行きながら、3バックと両アウトサイドで最終ラインにスペースをなくす手で対抗してきたので、DFライン裏を狙って隙を狙うという考え方自体は良かったと思います。
事実、先制点のPKはサイドにうまく抜けてからの相手ハンドでした。これを興梠が決めて、チームの雰囲気が悪いはずがないという期待は残念ながら雲散霧消しました。理由は、そのショートカウンター狙いを継続できなかったからです。どうしても、相手が3バックで真ん中を固めているので、サイドからアーリークロスを入れる形になると前線に高さのない浦和は苦しくなります。
また、ボランチや最終ラインにもミスが出てしまいました。相手の同点ゴールの場面では、川又についていた阿部勇樹が直接シュートを予測して蹴りに行ったところを相手に外されました。特に、決勝ゴールの場面はミスが続いた最悪のもので、青木の縦パスがミスになって相手に数的同数を作られては、失点も必然と言えました。
もっと悪いのは、決勝点を取られてからの対応です。つなぎに行くのか、ロングボールを蹴るのか意思疎通ができておらず、チームはバラバラで攻撃に行くことすらできませんでした。最初からマウリシオか槙野をFWに上げてロングボールで狙うと決めておけば可能性も出たと思いますが、マウリシオを上げている場面でつなごうとした失敗は指摘せざるを得ません。
それでも、試合は続きます。チームに、「これで行く」という形が見つかることに賭けて、また埼スタでレッズを見届けたいと思います。
試合展開ですが、浦和は興梠と武富の2トップ、長澤と武藤のサイドハーフ、柏木と青木のダブルボランチという4-4-2で入ってきました。2週間中断期間があったので、何か変化を加えているはずだと思っていましたが、それは2トップのところだと思いました。これまでの4-1-4-1や4-3-3だと、FWの中央の興梠が下がってきてしまうと点を取る選手がいなくなるので、無理にでも興梠は真ん中に張っていないといけませんでした。
今回、運動量が多くスピードのある武富を入れたことで、興梠に下がる自由を与え、興梠が受けてから武富を走らせる形を作ってショートカウンターを狙うというのが、今日の浦和の意図だったと思います。この日は磐田が前からプレスに行きながら、3バックと両アウトサイドで最終ラインにスペースをなくす手で対抗してきたので、DFライン裏を狙って隙を狙うという考え方自体は良かったと思います。
事実、先制点のPKはサイドにうまく抜けてからの相手ハンドでした。これを興梠が決めて、チームの雰囲気が悪いはずがないという期待は残念ながら雲散霧消しました。理由は、そのショートカウンター狙いを継続できなかったからです。どうしても、相手が3バックで真ん中を固めているので、サイドからアーリークロスを入れる形になると前線に高さのない浦和は苦しくなります。
また、ボランチや最終ラインにもミスが出てしまいました。相手の同点ゴールの場面では、川又についていた阿部勇樹が直接シュートを予測して蹴りに行ったところを相手に外されました。特に、決勝ゴールの場面はミスが続いた最悪のもので、青木の縦パスがミスになって相手に数的同数を作られては、失点も必然と言えました。
もっと悪いのは、決勝点を取られてからの対応です。つなぎに行くのか、ロングボールを蹴るのか意思疎通ができておらず、チームはバラバラで攻撃に行くことすらできませんでした。最初からマウリシオか槙野をFWに上げてロングボールで狙うと決めておけば可能性も出たと思いますが、マウリシオを上げている場面でつなごうとした失敗は指摘せざるを得ません。
それでも、試合は続きます。チームに、「これで行く」という形が見つかることに賭けて、また埼スタでレッズを見届けたいと思います。