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アウトサイドが使えた(4/15浦和対清水)

2018-04-15 21:27:24 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。今日のホーム清水戦は2-1の勝利でした。浦和の3バックが5バック気味に押し込まれて相手にボールを支配されて苦しむ課題は解決できなかったものの、ぎりぎりのところで粘って何とか勝ち点3を拾いました。あたかも残留争いでどうしても勝ち点3が欲しいような、変な緊張感がある試合ですが、結果が出ているので次につながると思います。

戦術的にもいろんな攻防がありました。この日の浦和が、前半でいずれも興梠のヘディングシュートで2点を先行できたのは、アウトサイドが使えたからです。清水は中盤ボックス型の4-4-2だと思っていましたが、実際はサイドハーフの石毛と金子が時にトップ下気味に入り、パスで展開を狙いたいゲームプランに見えました。

清水が4-4-2でサイドハーフがいなければ、サイドを守るのはSB一人になります。そのため、この日は左アウトサイドの菊池大介の前のスペースが空くことが多かったです。菊池自身のコンディションも良く、何度も上下動を苦にしなかったので、そこを柏木のパスで展開してスペースに進出したことが、先制点の興梠のヘディングシュートにつながりました。

2点目は大抜擢の新人、右アウトサイドの橋岡の個人技からでした。相手左SB松原に仕掛けて抜くことに成功したので、フリーの状態から上げて興梠にぴったりと合わせることができました。橋岡はまだ体力的には課題もあり、終盤に足がつって苦しい状態になりましたが、この思い切った仕掛けは若さの勢いを買いたいです。

浦和の課題である、5バック気味に押し込まれる状態を解消するためには、前半のようにアウトサイドが高い位置を取って相手SBを押し込むか、時折見せたストッパーの槙野、遠藤航の攻撃参加かだろうと、前半で見せた浦和の分厚い攻撃を見て思いました。それができて、相手に一方的に押される終盤がなくなれば、安定して勝ち点3を取れるサッカーもできるはずだと、この時点では思っていました。

結果こそ勝ち点3を得たものの、その課題は残念ながらクリアできなかったのですが、それについては明日のマニアック分析で細かく触れることにします。とりあえず、今はサポーターらしく「勝って良かった」でいいでしょう。











































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