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浦和、堀監督を解任

2018-04-02 22:09:09 | 浦和レッズ
今日はサッカー関連で、優先順位トップのネタが来ました。開幕から5戦勝ちなし、2分け3敗で17位と低迷する浦和は、堀監督との契約を解除しました。つまり解任ということで、当面は大槻ユース監督が代行として指揮を執ります。大槻氏は、もともとは分析担当のコーチで、2007年のACL優勝のときに相手情報を分析して浦和の優勝に結びつけた実績があります。

今回は堀体制を総括します。堀監督はユース監督時代の2008年の、高円宮杯優勝という実績を持っています。当時の浦和ユースは史上最強の呼び声が高かった頃で、高橋峻希(現神戸)、山田直輝(浦和)、原口元気(現ドイツ2部)などの黄金メンバーを育てた監督として注目されていました。

堀監督は、2011年にゼリコ・ペトロヴィッチ監督が低迷させた浦和を、降格の危機から救った実績もあります。当時の采配は、両ウイングの梅崎、原口の力を前面に出すもので、5試合を2勝2敗1分けでしのぎ、ぎりぎりの15位ながら残留に導きました。その後はミシャ監督の下、ヘッドコーチとしてミシャ体制を支えました。

堀監督は、昨年のACL優勝の功績が大きいですが、当時は強い相手に守るサッカーがうまくはまった結果でした。得点源のラファエル・シルバを中国2部の武漢に引き抜かれ、しかも主力が流出している浦和での今シーズンは、簡単ではないという予感はしていました。キャンプで4-3-3を試したのは、右ウイングのマルティノスを生かすための采配だろうと思われました。

しかし、そのマルティノスが誤算になってしまいました。圧倒的なスピードで抜いてくれる期待を持っていましたが、どこか負傷でも抱えたらしく右ウイングから突破するには至りませんでした。攻撃がうまく行かないことで、守備にも悪影響が出てしまい、マウリシオは持ちすぎを狙われ、中盤のパスミスも拾われてカウンターを食らう悪循環でした。

磐田戦は、負けたことはもちろん悪いですが、それよりは追う展開になったときのチームの落ち着きのなさが最も気になりました。この混乱状態のチームを、どのように収束させていくか、新監督の手腕が問われます。大槻監督はあくまで暫定で、新監督には動いていると思われ、どういう名前が来るかが浦和の運命を握るでしょう。
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