Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

西武対オリックス3回戦

2018-04-08 18:05:49 | 他スポーツ
今は便利な時代で、DAZNのインターネットテレビで、西武ライオンズの試合を全試合見ることが可能になりました。いろいろスケジュールの都合もあるので、土日全部試合を見るのは難しいですが、見たいけれど中継がないという思いはもうしなくて済むという意味です。

今日は西武先発がウルフ、オリックス先発が山岡でした。いきなりオリックスに1回表で先制されると、山岡のピッチングが冴えてきました。山岡は最速150kmの力投型右腕で、体こそ大きくはないものの目いっぱい体を大きく使って投げ込む力投型です。この日の山岡は、ストレートをコーナーぎりぎりに決めることができており、4回までパーフェクトの内容でした。

それでも、ウルフが6回2失点と粘ったことでチャンスは生まれました。特に、この日は4番山川穂高の長打力が突破口になりました。3番の浅村のところで打線が切れてしまい、どうしても山川穂高は先頭バッターで回ってくることが多かったですが、5回の1点も山川穂高と森の連打から、中村の併殺の間に1点が入っています。

山川の良いところは、失投を確実に捕らえられることです。鋭い振りで打球は常に外野に飛び、特にビッグイニングになった7回裏の先頭打者での長打は、大きな起爆剤となりました。オリックスは好投の山岡を、7回裏も続投させましたが、この回になると山岡のボールが高めに浮き始め、そこを森が捕らえて無死1,3塁とすると、中村四球の後の外崎のタイムリーで、試合は大きくライオンズに動くことになりました。

今季のライオンズは、打線が高く評価されています。この回も7回裏に集中打が出て、負け試合を一気にひっくり返しました。山川が4番に入ったことで、中村が6番に入っているのが大きく、西武相手には敬遠策が通用しないと相手に思わせるだけの重量打線を今季は作ることに成功しました。

もちろん、西武にも中継ぎ投手陣が定まっていないという課題もあります。今季は牧田とシュリッターが抜けており、勝ちパターンの継投はゼロから作り直しです。それでも、昨年出番を得て成長した野田や平井などの若い力に、今季は期待することになるのでしょう。開幕8連勝、もちろんファンとしては気分がいいです。
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仙台戦マニアック分析

2018-04-08 17:45:21 | 浦和レッズ
生観戦恒例のマニアック分析です。この試合で、後半から仙台がポゼッションしてゲームを優位に運んだ理由として、考えられるのは永戸out、梁勇基inの交代でした。それまで、仙台はサイドからクロスを供給できておらず、合いそうもない古林のクロスが時折入る程度でした。そのため、サイドのてこ入れは必要という渡辺晋監督の判断で、左アウトサイドにボランチの中野を回し、梁のところで落ち着かせる意図でした。

これが機能しました。結果こそ1-0と浦和勝利ですが、渡辺晋監督は「悲観するような内容ではない」と自信を持っているコメントでした。この采配が当たって、中野からいいクロスが入るようになり、後半に動きが落ちた浦和の右サイド、平川のところを狙ったという効果が出たからでしょう。

これに対し、浦和の大槻監督の打った手は、武藤outナバウトinでした。ナバウトの運動量を前で生かしたいという意図で、興梠より前にポジションを取ってFW的にプレーする時間もありました。しかし、先ほどの敵将渡辺晋監督の手で、右サイドを崩されたため、ナバウトが下がって守備に運動量を使われてしまう悪循環でした。

それでも、カウンターからナバウトを使うと面白い形もできました。ナバウトは特に、裏を使うのが好きなFWのようで、柏木のスルーパスに反応する動きが何度か見られました。ナバウトから柏木を走らせたプレーもあり、これから柏木ともっと練習してバリエーションを増やせば、この二人で点を取れる可能性も見せました。

最後は、仙台に一方的に押し込まれる苦しい展開になってしまいました。やはり、縦パス主体の攻撃では、受ける選手がどうしても下がってもらうことになってしまい、仙台がプレスに来ると潰されてしまいます。一人、ボールを持って縦に展開できる選手がいれば違うのでしょうが、それでも阿部勇樹や平川、槙野といったベテランがこの試合の重要性を理解し、最後まで耐え抜いたからこその初勝利でした。

厳しいことを言えば、このままでは残留争いを生き残るのが手一杯でしょう。あれだけ押し込まれては、強豪が相手なら失点してしまいます。それでも、大槻監督に与えられたミッションが、苦しい展開でもいいから勝ち点を拾うことなので、今だけを考えれば仕方ない一面もあります。次期監督に期待するにしても、まだ決まっていないので、大槻監督に降格圏脱出を託すしかありません。





























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