Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ルーカス・ポドルスキの記憶

2020-03-20 21:19:19 | ワールドサッカー
昨シーズンまでJ1神戸に在籍した、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの記憶です。ポドルスキはドイツの古豪、ケルンで頭角を現し、点の取れるFWとして同じドイツの強豪バイエルンからオファーを受けます。もっとも、このバイエルン時代は苦しみ、ケルンに戻ったという経緯があるのでビッグクラブには向かないのではと思っていました。

そんな評価が変わったのは、イングランドのアーセナルからのオファーです。当時のアーセナルは名将ベンゲル監督が率いており、4-2-3-1のシステムを固定して選手を当てはめるサッカーを志向していました。ポドルスキが入ったポジションは左のMFで、ここで何度も突破を見せたことでワールドクラスの評価を得るようになりました。

ドイツ代表でも、2006年ドイツW杯で7試合出場3得点でチームを3位に導き、2008年欧州選手権では準優勝、2010年南アフリカW杯では3位と、長年主力選手としてプレーしました。点の取れるウイングというイメージが当時のもので、W杯通算得点記録を持つクローゼと2トップを組んだ時期もありました。

もっとも、2017年にドイツ代表は引退し、クラブでもアーセナルから一段下のレベルのトルコリーグのガラタサライに移籍しており、全盛期のスピードは落ちている可能性があるという状態で、ポドルスキは神戸に移籍してきました。埼スタでプレーを観察した印象では、ボールをさばける上手さでは群を抜くものの運動量がかなり少なく、予想通り?全盛期からは力が落ちていました。

それでも、点を取れる能力は神戸に来ても高かったですが、神戸での通算成績は52試合出場15得点と、それほど輝いた印象はありません。イニエスタの加入も一つの理由で、故障がちになっていたところで外国人選手が増えたこともあって、外国人枠から外れる試合も多くありました。

現在はトルコリーグのアンタルヤスポルで現役を続けています。アンタルヤスポルはあまり強いチームではないですが、チームを彼に合わせてくれる可能性もあるので、こういうチームの方がやりやすいかもしれません。偉大な選手だったことは間違いないですが、日本ではそれほど輝けなかった印象があります。
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ラダメル・ファルカオの記憶

2020-03-20 14:17:29 | ワールドサッカー
ネタ不足の今は、記憶で書けるネタから、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオの記憶です。ファルカオの名前が知られるようになったのは、ポルトガルリーグのFCポルト時代に、当時ブラジル代表だったフッキと2トップを組んで活躍した頃です。当時、2014年ブラジルW杯で、日本がコロンビアと当たることが決まってから、ファルカオの映像は何度か見ました。

当時、ファルカオはコロンビア代表では1トップで起用されていました。プレースタイルはどちらかと言えばスピード型で、裏へ出るボールにも走れるFWですが、アーリークロスを放り込んでもある程度競れる体の強さを持っていました。クラブレベルでは、FCポルトからスペインリーグのAマドリードに移籍し、フランスリーグのモナコでプレーします。

このモナコ時代に、マンチェスターUやチェルシーからレンタルでオファーを受けてプレーしています。今はトルコリーグのガラタサライでプレーします。既に、コロンビア代表での最多得点記録を更新しているレジェンドで、代表ではキャプテンです。名前のファルカオは元ブラジル代表MFのファルカンのスペイン語読みで、本人がそう呼ばれることを喜ぶので定着しました。

彼のプレーを、去年の今頃横浜国際競技場で生で見ました。決定機を外す場面もあるなど、絶好調ではなかった印象ですが、それでもゴール前にバランスが崩れていればそこに確実に入り込んでくるポジショニングの良さは確かでした。結果としては彼の得点はPKの1点でしたが、ゴール前で勝負するセンターフォワードらしい選手でした。

南米予選通過には貢献したものの、ブラジルW杯は負傷で登録外になり、ロシアW杯が彼にとって最初のW杯になりました。第二戦のポーランド戦でゴールを決めており、既に世界レベルのストライカーです。34歳とベテランなので、次のカタール大会に出てくるかは微妙ですが、この世界のFWを生で見たことは大切な経験として自分の中に持っていたいです。
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