日本時間月曜未明に行われた、スペインリーグの「クラシコ」、Rマドリード(以下レアル)対バルセロナ(以下バルサ)の映像を見ました。どうしても平日で時間がないので、2回に分けて書きます。この両者が対戦すると、バルサがボールを支配し、レアルは現実主義でカウンターを繰り出すという図式が想像できます。
しかし、この試合はそうでない時間も多くありました。立ち上がりはレアルがバルサを押し込み、高い位置からのプレスで仕掛け、バルサは苦しくなって自陣に2ラインを引く時間もありました。それでも、レアルが無理に前がかるとバルサのカウンターは強烈で、MFアルトゥールがドリブルで独走し、GKクルトワのセーブでギリギリしのいだ場面もありました。
バルサの試合を見るときはメッシは注目ポイントです。最近のメッシは、主にゲームメーカーとして期待されているという印象を受けます。もともと運動量の多い選手ではないメッシですが、若い頃のように何人に囲まれても個人技でこじ開けてシュートを打つような強引さはなくなっている印象です。それでも、キックの精度の高さは相変わらずで、メッシからいいボールを出して他の選手を生かすのが、セティエン監督のチーム作りのようです。
それでも、メッシはスペインリーグの得点ランキングトップです。昔のように試合数を上回るほどのハイペースではないですが、それでも相手DFラインに隙間ができれば見逃さない観察眼はさすがメッシです。この試合でもメッシに縦パスが入り、GKクルトワが止めたもののバルサの決定機という場面もありました。
レアルではMFバルベルデが印象的でした。21歳の若手で、クロースやカゼミーロの守備を助けられる攻撃的MFです。彼の動きを見ていると、線は細いですが足が速いと感じます。長身で、味方がボールを失ってからの帰陣も早く、バルサが左SBアラバをあまり使えなかったのはバルベルデの存在も大きかったでしょう。
意外だったのはレアルのサポです。レアルが押し込まれて自陣にブロックを作るとブーイングが飛びます。それだけ、バルサに対して結果だけでなく内容でも上回れという要求です。カウンター狙いで勝っても嬉しくないのでしょう。これは、ジダン監督は大変だなと、歴史と伝統を誇る超名門ならではの環境も感じます。
しかし、この試合はそうでない時間も多くありました。立ち上がりはレアルがバルサを押し込み、高い位置からのプレスで仕掛け、バルサは苦しくなって自陣に2ラインを引く時間もありました。それでも、レアルが無理に前がかるとバルサのカウンターは強烈で、MFアルトゥールがドリブルで独走し、GKクルトワのセーブでギリギリしのいだ場面もありました。
バルサの試合を見るときはメッシは注目ポイントです。最近のメッシは、主にゲームメーカーとして期待されているという印象を受けます。もともと運動量の多い選手ではないメッシですが、若い頃のように何人に囲まれても個人技でこじ開けてシュートを打つような強引さはなくなっている印象です。それでも、キックの精度の高さは相変わらずで、メッシからいいボールを出して他の選手を生かすのが、セティエン監督のチーム作りのようです。
それでも、メッシはスペインリーグの得点ランキングトップです。昔のように試合数を上回るほどのハイペースではないですが、それでも相手DFラインに隙間ができれば見逃さない観察眼はさすがメッシです。この試合でもメッシに縦パスが入り、GKクルトワが止めたもののバルサの決定機という場面もありました。
レアルではMFバルベルデが印象的でした。21歳の若手で、クロースやカゼミーロの守備を助けられる攻撃的MFです。彼の動きを見ていると、線は細いですが足が速いと感じます。長身で、味方がボールを失ってからの帰陣も早く、バルサが左SBアラバをあまり使えなかったのはバルベルデの存在も大きかったでしょう。
意外だったのはレアルのサポです。レアルが押し込まれて自陣にブロックを作るとブーイングが飛びます。それだけ、バルサに対して結果だけでなく内容でも上回れという要求です。カウンター狙いで勝っても嬉しくないのでしょう。これは、ジダン監督は大変だなと、歴史と伝統を誇る超名門ならではの環境も感じます。