Jリーグのない、今の時期は大相撲春場所が楽しみです。それでも、大相撲の長い歴史でも相当昔にさかのぼらないと前例がない、無観客での開催ということで、テレビ中継を見ていても雰囲気が全然違いました。まずは制限時間一杯が全然わからないことです。時計係審判が手を挙げて「時間です」と言うと、場内が盛り上がるのがいつものパターンですが、今回は場内が静寂なので時間一杯がいつの間にか来るという印象があります。
また、横綱土俵入りなどはいつも通り行われましたが、四股を踏んだときの「よいしょ」コールがなく、横綱が足を降ろしたときの足音が場内に響き渡ります。横綱が下段からせりあがってくる場面でも、横綱が砂の上を滑る音が聞こえるので、違和感が非常にありました。また、幕内土俵入りは力士の人気が声援に反映しますが、それもないので寂しい気分です。
それでも、無観客でない場所でも、土俵の上に集音マイクを置いてあり、力士が柏手を打つ場面や行司さんの声などは場内に響くような工夫がされています。そういうところはいつもと同じですが、力士の息遣いなど普段は聞こえない音がするので、相撲を違った目で見られるのではと切り替えています。
この無観客相撲では、人気のある力士には不利かなと感じます。炎鵬あたりは、結びの一番に負けないほどの歓声が響くので、それに背中を押されて土俵に上がっている面もあるはずです。力を出す前に終わってしまうなど、負けた力士には違和感があるとのコメントもありますが、それでも「慣れるしかない」と力士側も対策を立ててくるでしょう。
今場所の初日は、両横綱と大関は順当に勝利しました。白鵬が遠藤を右からの張り手で優位に立ち向正面に倒して勝利し、鶴竜も大栄翔相手に動き勝って押し出します。大関貴景勝も高安に押し勝って、「荒れる春場所」は一旦小休止です。15日間見れば慣れてくるでしょうが、こういうことはそう何度もは見たくないなと感じたのも、正直な印象です。
また、横綱土俵入りなどはいつも通り行われましたが、四股を踏んだときの「よいしょ」コールがなく、横綱が足を降ろしたときの足音が場内に響き渡ります。横綱が下段からせりあがってくる場面でも、横綱が砂の上を滑る音が聞こえるので、違和感が非常にありました。また、幕内土俵入りは力士の人気が声援に反映しますが、それもないので寂しい気分です。
それでも、無観客でない場所でも、土俵の上に集音マイクを置いてあり、力士が柏手を打つ場面や行司さんの声などは場内に響くような工夫がされています。そういうところはいつもと同じですが、力士の息遣いなど普段は聞こえない音がするので、相撲を違った目で見られるのではと切り替えています。
この無観客相撲では、人気のある力士には不利かなと感じます。炎鵬あたりは、結びの一番に負けないほどの歓声が響くので、それに背中を押されて土俵に上がっている面もあるはずです。力を出す前に終わってしまうなど、負けた力士には違和感があるとのコメントもありますが、それでも「慣れるしかない」と力士側も対策を立ててくるでしょう。
今場所の初日は、両横綱と大関は順当に勝利しました。白鵬が遠藤を右からの張り手で優位に立ち向正面に倒して勝利し、鶴竜も大栄翔相手に動き勝って押し出します。大関貴景勝も高安に押し勝って、「荒れる春場所」は一旦小休止です。15日間見れば慣れてくるでしょうが、こういうことはそう何度もは見たくないなと感じたのも、正直な印象です。