こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

桐生川での紅葉 2017年(その1)

2017-11-10 | 桐生川・紅葉{桐生川)

 

このところの朝夕の冷え込みで、紅葉前線は低山地帯に下りてきたようである。地元の桐生川では、ヤマモミジなどの紅葉が目を引くようになった。秋晴れでの日差しを浴びる紅葉は、彩りが鮮やかであった。

皆沢川(桐生川に流れ込む支流)にて。逆光で見る古木での紅葉は魅力に満ちている。

 

 

 

 


梅田ふるさとセンターの上流にて。

 

 


 

このスポットでの清流への映り込み。今回は高速シャッタースピードで撮ってみた。

 

 


川岸には一株のミツマタが生えている。ここでミツマタにレンズを向ける人を自分以外にいないかもしれない。

 

 ふるさとセンター付近にて。

 

なお、紅葉には葉がめくり上がり枯れかかっているものが見受けられる。先日の強風と台風のよる影響が現れているのであろうか。とくに、広葉樹では黄葉がかなり散り始めている。

撮影、11月10日午前、桐生川ダムの上流にて。ピクチャースタイルは景色、色温度は昼光色(一部、日陰)。

 


ほんりゅう(奔流)、桐生川上流にて 2017年11月

2017-11-04 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川の上流では、いつもより勢いを増した流れが大きな音を立てている。その有様はまさに奔流そのものである。台風21号と22号が接近したときの大雨で山側から流されてきた枯れ葉が道路に散らばっている。このようなとき、わたくしは落ち葉を踏みしめながら激しくも清らかな流れにレンズを向けてみたくなる。

ここでのモミジでは、色付きがこれからだ。

対岸の山からの木漏れ日で浮き出るミツマタの小さな群生地。


流れを望遠で切り取る(シャッタースピード、1/900-1/4000 秒)。

流れは岩で砕ける。


川岸ではモミジの色付きが始まったばかりである(低速なシャッタースピードにて)。


再び高速なシャッタースピードで。

川が狭い岩の間を流れるスポット(危険な箇所)で。

 

身の安全を確保してから、奔流にレンズを向ける。

 

 


11月3日午前、桐生市梅田地区(桐生川ダムの上流部)にて、EOS 6D、EF 70-200 mm F4L。

 


昨日は日差しを浴びていたが、桐生川上流での桜。2017年4月

2017-04-17 | 桐生川・紅葉{桐生川)

昨日は市内を流れる川の上流で、咲きそろった桜の花が暖かな日差しを浴びていた。ここでは、市街地にくらべて一週間以上遅れて花が見頃になる。渓流の水のためであろうか、花には瑞々しい質感が保たれていた。


 

 

 

 

 

夕日が対岸の山に沈む直前にて。

 

 

今夜はやや強い雨が降っている。花は明日まで悪天候に耐えることができるであろうか(耐えてほしい)。


撮影、4月16日午後4-5時頃、桐生市梅田町にて。


追記

昨夜から今朝にかけて風雨が強くなるとの予想は外れた。しかし、日中の最高気温は29℃であった(18日)。


 


桐生川での紅葉 2016年 (その6)、続・ダム下流での紅葉と映り込み

2016-11-26 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川の紅葉について、落葉との紅葉情報がTVなどで出されるようになった。ところで、桐生川ダム下流のスポットでは、紅葉が依然として見頃になっている。今日は午後3時頃、上空を覆っていた厚い雲が突然切れて、日差しが紅葉に当たるようになった。


ここでは、流れが緩やかでにあるために、静かな映り込みが見られる。


 

 

 

 

逆光にて(川岸での紅葉)



 順光にて(スポット下流の橋から)

 

 上空が雲で覆われていたときに。今日の水量は少なめであった。

 

11月26日午後2時半ー3時半頃、桐生市梅田町4丁目。崖下の川に下りる経路はぬかるんでいる。

 


桐生川での紅葉 2016年 (その5)、ダム下流での紅葉と映り込み

2016-11-23 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川では、中流域(桐生川ダムの下流)の紅葉が見頃になってきた。とくに、映り込みが美しいスポットでの色付は間もなく最高の時になるだろう。昨日は、前日の雨で濡れた紅葉が乾かないうちにと、わたくしたちはカエデの大木で水面が囲まれているスポットに向かった。

紅葉が進んでいるものでは、濡れた葉の色彩がはっとするほど美しかった。このスポットでは両岸が崖になっている。わたくしたちは川岸(道路)で紅葉と水面を眺めた。

 

紅葉化が遅れているような葉もあったが、これも間もなく色付きが良くなるであろう。


このスポットは映り込みの名所である。昨日は、流れのそばまで下りずに、岸辺(崖上)で映り込みを撮ってみた。

この流れでは、天候や水量に応じて、さまざまな映り込みが現れる。かつて、わたくしは渦への映り込みを撮ったことがある。昨日は、紅葉による彩りに、青空の映り込みが加わった。

カメラマンのターゲットは渦での彩りだろうか。数箇所に渦が現れている。

 

さて、今週においても天候の変化が激しい。たとえば、濃霧(日曜日)、雨(月曜日)、秋晴れ(火曜日)、曇りと晴れ(風)(今日)、そして雪(明日、予報)。今週後半は、どのような紅葉が見られるだろか。

 

撮影、22日午後12時半頃、晴れ。


桐生川での紅葉 2016年 (その4)、濃霧のダム湖

2016-11-21 | 桐生川・紅葉{桐生川)

昨朝は市街地とその周辺の尾根が濃い霧で包まれた。霧の桐生川ダム湖(梅田湖)にて、11月20日午前。
 

水面を覆う霧は同じ状態に留まっていることがなかった。白い虹が現れることをも期待したが。

 

 釣り人の列

湖畔にて(逆光)。

親鳥と巣立ちヒナであろうか。200 mmでの望遠画像をトリミングしてみた。

ダム湖の上流側にて。

 


桐生川での紅葉 2016年 (その3)、映り込みに魅せられて

2016-11-18 | 桐生川・紅葉{桐生川)

渓流が日差しを受けている紅葉の映り込みで染まる。桐生川にはこのようなスポットが多い。それぞれのスポットにおいて、水面の色彩は日差しの方向や見る位置によって大きく変化する。

抑えた色彩の映り込みを探して(上流でのスポットにて)。

 

 

川沿いには、ミツマタ、キツリフネ、ダイモンジソウなどが生えている。映り込みを背景とするミツマタを探しているが、背景がより効果的になりそうなものはまだ見つからない。

すでに、来年に開く花のつぼみが目立つ。来月になると、葉は黄葉化を経て散る。

シャッター速度を変えてみると。


キツリフネやダイモンジソウの花は、カエデの紅葉を待つことなく2、3週間前に散ってしまったことが、わたくしには残念でならない。

カエデのそばで、早朝の日差しを受けていたキツリフネ(10月中旬、桐生川上流にて)。

キツリフネ(貴釣船): 山地の渓流沿いや湿った林内に生える、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草。透過光では、赤味を帯びた斑点が美しい。

別のスポットでの映り込みから。

 

 

ふるさとセンターの下流にて。紅葉に日差しがあたる時間帯まで待ちたかったが。

 

静水面での映り込みでは、虚像(映り込み)と実像(紅葉)の対比にカメラパーソンの関心が集まる。桐生川では、少し離れた位置にある実像が陽光で輝くとき、ファンタジックな色彩を帯びた虚像が現れる。そして、そのような虚像は流れで多様に変化する。そのためであろうか。この川では虚像にレンズを向ける人々が少なくない(自分もその一人)。

 

撮影、11月17、18日午前。


桐生川での紅葉 2016年 (その2)、昨日午後遅くでは

2016-11-16 | 桐生川・紅葉{桐生川)

紅葉のアルカルトから(桐生川ダムから梅田ふるさとセンターの先までの間にて)。撮影、11月15日15-16時頃(日陰)。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の天気は雲一つ浮かんでいない青空であった。紅葉の彩度はかなり高くなったであろう。ところで、明朝は、放射冷却のためにかなり冷え込むと予想されている。


 

雲間からの日差しを受ける桐生川ダム(梅田湖)にて。16時

 

 


桐生川での紅葉 2016年 (その1)

2016-11-09 | 桐生川・紅葉{桐生川)

 

 

 

 

 

 

今日は木枯らし1号が吹いた。さて、桐生川(群馬県桐生市、一級河川)の上流では、川沿いに生えているカエデが晩秋の装いをまとい始めた。桐生川に流れ込む皆沢川においては、カエデの紅葉が強い風を受けながら朝日を浴びていた。大きく揺れる葉の彩りは逆光で見ると鮮やかであった。明日は冷え込むと予想されている。紅色はさらに濃くなるにちがいない。


撮影:11 月9日朝、桐生川にて。ピクチャースタイル:ニュートラル(撮影時)、スタンダード(現像時)。色温度: 5500 K (昼光)、現像ソフト:キャノン(付属) Digital Photo Professional 4。

 

桐生川ダム(梅田湖)にて。落葉樹の紅葉(黄葉)が点在するようになった。11 月9日朝

 


秋の気配を感じさせるカエデ、桐生川にて

2016-09-22 | 桐生川・紅葉{桐生川)

当地では、昨夕の気温が19℃であった。先週後半からの急激な気温変化に、先日まで熱中症注意予防情報や危険情報に右往左往してきた身としては、半ば唖然としたくなる。

このカエデでは秋の色づきが始まっている。

曇り(小雨)であったために、午後4時半頃になると周辺は暗くなり始めた。しかし、カエデの色づきは、その場を通る人にとって自然と目に触れるほどであった。

 この大樹は、桐生川沿いで目立つ存在である。


野暮なことを言うならば、葉の色づきは夏の疲れによるものである。このカエデにとって、今夏の酷暑はかなりきついものであったに違いない。当地では週末を再び気温が高くなるとの予報が出されている。これから、このカエデの紅葉はどのように進むのであろうか。

22、23日午後4時半頃、桐生川上流(群馬県桐生市梅田地区)、曇り(小雨)、ホワイトバランス オート


土曜日の朝、桐生川ダム(梅田湖)にて、2016年4月

2016-04-18 | 桐生川・紅葉{桐生川)

山で囲まれた街に住んでいると、山肌を覆う季節の彩りがごく自然に視界に入ってくる。ダム湖(梅田湖)では、周囲の落葉樹林が枯木色から萌葱色や緑色に変わり始めた。岸辺の桜花は春の嵐でかなり散ってしまったが、葉桜となりつつある姿も魅力的であった。

この日、さざ波が立つ水面への映り込みは、自分にとって少しは心を鎮めてくれるものであった。16日午前7-8時頃。

 

 

 

 

 

 

 

 朝日が水面に映える。

 

 

 


本日は晴天なり。2016年2月

2016-02-17 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今日の桐生川ダム(梅田湖)にて

 

 

 

 

 

 

今日は、晴天であったが、真冬のときを彷彿させるような冷たい北風が吹いた。

さて、梅田湖では、風によるさざ波が日差しを反射していた。

水辺に植えられていることや寒さが戻ってきたためでろうか。ロウバイの花は全く散りもせずの状態を保っていた。

岸辺のミツマタでは、戻ってきた寒さで蕾の膨らみがストップしているように見える。


ところで、ダム湖周辺の山肌の色付きが変わってきた。

いよいよ冬の単調な色付きが終わる時季になったかと思いたいが、私自身は杉花粉症派の一員である。

 

撮影、2月17日12時過ぎ。

EOS 6D、EF 100 mm IS USM(マクロレンズ)、RAW画像をキヤノンの付属ソフトDPP 4で現像、

PLフィルターなどは不使用。


秋景、桐生川中流にて、2015年11月

2015-11-18 | 桐生川・紅葉{桐生川)

11月についての墨蹟語句に「紅葉満山川」がある。ところで、桐生川での紅葉は中流部まで広がり始めた。 

山で囲まれた市街地に住んでいる者としては、今年もこのような景観に囲まれたいと思う。


今日(18日)は午後から雨が降っているが、昼直前に薄日がさすときがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

この地点は、市民のみならずカメラマン(カメラパーソン)に中流域での紅葉スポットとして知られている。

しかし、石伝いの川を渡ろうとするカメラマン(カメラパーソン)にとって、ここは要注意のスポットである。

石の上や川底で滑ってカメラを水中にボチャンとの例があるからだ。


過去に撮った紅葉とそれの映り込みから

 2011年12月上旬(11時頃)

 

2012年12月上旬(14時頃) 

 

2013年11月下旬(12時頃)  

 

 このときは、渦に映り込みが現れた。

 

今年も何かはっとするような映り込みが現れるだろうか。

明日は天候が回復するとの予報が出されている。まあ、「時雨洗紅葉」は歓迎したいが、「紅葉舞秋風」は私にとってNGである。

 

 撮影・現像:RAW、忠実設定、色温度5500 K。