こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

ダイヤモンド浅間山、2014年3月下旬

2014-03-24 | 夕景

市内の浅間山展望台{白葉峠、標高300 m、群馬県(桐生市)と栃木県(足利市)との県境}は、浅間山の真東の方向にある。そのため、春分の日や秋分の日、山頂に夕陽が沈む光景が展望台で眺められる。もちろん、気象条件が整えばである。

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21日、墓参りを済ませた後、私は夕刻に展望台に向かった。しかし、日が沈む直前に、浅間山は雲隠れとなった。

 

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22日は絶好の展望日和となった。17時半頃、夕陽が浅間山の山頂へと沈み始めた。コントラストが極めて強くなるダイヤモンド浅間山については、マニュアル露出/HDR(high dyabnamic range imazing)の組み合わせで撮った。予めレンズの方向を決めて置き、ファインダーを覗くことを避けた(三脚使用)。

 


<17時39分> 

太陽光が真東に立っている自分の方向に向いてきた。浅間山の右側(北側)は浅間隠山(双耳峰)や榛名山(複雑な山容)などである。

 

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<17時47分> 

山頂の背後に夕陽が沈み始めた。カメラのディスプレーには、肉眼で直視できないほどの輝きが現れた。

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<17時49分> 

夕陽は山頂の右側(北側)にかなり沈んだ。そして、陽光が雪面で反射され始めた。

 

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ところで、展望台では、このような朝景色が眺められる(今年1月5日7時頃)。

 

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カシミール3Dによる展望図。太陽の位置は3月22日夕刻に設定した。

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<17時50分> 

 

肉眼で直視できるほどまで夕陽が沈んだとき、山頂の右側(北側)が突然にも輝き始めた。そして、あたかも太陽のコロナが雪面を這っているかのような光景が現れた。

 

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<18時51分>

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<18時7分>

ダイヤモンド浅間山の時は過ぎた。ダイヤモンドは炭素原子が特別な形でならぶと生まれる。ふっと、そんなことを思い出しながら、トワイライトタイムでの眺めにレンズを向けた。

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展望台では、拙ブログにコメントを寄せてくださっている「飛躍」さんと偶然にも出会った。同好の士と共にダイヤモンド浅間山を撮影できたことは、私にとってたいへん嬉しいことであった。

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EOS 6D、EF 70-200 mm F4L、HDR  カメラ内蔵/JPG、画像処理 Apple Aperture 3.5。