こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

紅葉で包まれる薗原ダム、赤城山の北山麓にて、2018年11月

2018-11-06 | 紅葉

薗原(そのはら)ダムは、赤城山の北側山麓(北面)を流れる片品川に建設された多目的ダムである。赤城山の紅葉前線が山麓まで降りてくると、堰堤やダム湖の周辺は広葉樹林などの紅葉で彩られる。

11月2日、私たちがこの展望スポットに立ったとき、この晩秋の彩りが午後の陽射しを浴びていた。なお、ダムの堤高は77 m、堤長は128 mである。

 

 

 陽射しの角度で微妙に変化する彩りから、私たちは次第に目を離せなくなった。

 

陽射しが谷間の木々まで届いている。ここでの深い彩りは、昼夜での大きな温度差と陽射しの良さによるものであろう。

 

幾分か堰堤から離れた位置での彩りにも魅せられて。青空と雲が山並みの彩りを引き立てている。

 

今年5月上旬に撮った景色。このとき、私たちは新緑の美しさに感動した。

 

このスポットで、私たちは新緑のときの美しさを思い浮かべながら、紅葉の景色を楽しんだ。

 

 

周辺の山並みでの彩り。

 

ダム周辺での紅葉のキーワードは「多彩」であろうか。

 

道路沿いのモミジはどこまで紅に染まるであろうか。

 

 

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片品川は群馬、栃木、福島の県境の山岳地帯に源を発する一級河川である(利根川水系)。ダムの上流には、老神温泉や吹割の滝(国指定天然記念物)などがある。

 

撮影、11月2日午後1-2時、群馬県沼田市利根町にて。EOS 6D、EF 17-40 mm F4L、EF 70-200 mm F4L。

 

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NHK前橋放送局「ほっとぐんま640」の「好きです。群馬」コーナーで、投稿した写真「薗原ダムでの紅葉」が紹介されました(11月8日放送)。