気象庁から「大型で非常に強い台風19号は、12日夕方から夜にかけて、非常に強い勢力を保ったまま東海地方から関東地方に上陸し、その後東日本から東北へ進む見込みです。......」と、報道発表がされている(同庁、ホームページ、10月11日)。
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ところで、当地では、昨日(9日)と一昨日(10日)に、限りなく透き通った青空が広がる景色が現れた。
9日午後12時頃。ここでの山並みの標高は300-1,100 mである。
どこまでも果てがないほど透明な青空、いわゆる抜けるような青空にレンズを向ける。
10日午前9時頃。前日と同様の青空を見上げながら、グラデーションの美しさとともに、
台風が迫っていることを暗示するような不気味さを、当方は感じた。
縦構図2枚によるパノラマ
しかし、午後4時半頃、夕焼けに染まる雲が多く浮かぶ空模様になった。
それでも、僅かの間、十三夜前日の月(月齢11.4)が輝いた(午後6時過ぎ)。
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今日は、午後12時頃から雨が降りだし、山並みは霧で覆われている。群馬県南部では、明日から明後日において、200-300 mmの雨量、最大風速30m以上の暴風雨が予想されている。備えはしたつもりだが、過去に経験した台風での被害を走馬燈の如くに脳裏に浮かべると不安は募る。
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EOS 6D、EF 50 mm F1.2L(青空)、EF 70-200 mm F2.8L (月)。どちらにおいても円偏光フィルターは使用していない。