こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

ときには、月を眺めながら、2020年3-5月

2020-05-04 | 月、月光彩雲

ときには、遊び心を持って、厄介な強敵によるストレスから解放されたいと思う。今日も、不要不急の外出を避けるようにと、広報車が市民に呼びかけていた。この状況において、月は自分にとって打って付けの撮影対象である。満ち欠けなどによる月影の変化を撮って、自然に囲まれていることの楽しさを味わう。そして、僅かの間でもストレスを忘れてみる。

 

二日月(月齢 2) 。細い月が西側の山に沈む寸前にて、3月26日、日没後1時間頃。想像をかき立てる姿である。

 

上弦の月(月齢 8)、5月1日午後7時半頃。クレーター「コペルニクス」の位置を、矢印で示す。

 

上弦の月(月齢 8)、5月1日午後9時半頃。コペルニクスは直径93 km、深さ3,760 mのクレーターである。その名は、地動説を唱えたポーランドの天文学者コペルニクスにちなんでいるとのことだ。

 

ここで余談

頑強に自己中心的意見を主張する相手に対して、あなたは天動説派ですかと冷やかすことにしていた(かつて)。

 

上弦のときを過ぎた月(月齢 9)。5月2日午後7時過ぎ。クレーター「コペルニクス」がはっきりと見える。直角より幾分か斜めの方向から、太陽光を浴びているためである。なお、画像にはクレーターの中に突起のようなものが写っている。クレーターの中央部には、セントラルピークと呼ばれる丘(高さ1,300 m程度)が幾つかあることが知られている。

 

月齢11の月。5月4日午後6時半頃。前日にくらべて、コペルニクスの立体感は減少している。それにしても、青空を背景とする姿は、限りなき自然へのロマンを駆り立てる。

 

満月(月齢 14)(スーパームーン)、4月7日午後6時半頃。太陽光による陰がほとんど生じていないので、月面での凹凸感はやや弱い。

 

満月(月齢 15)(ポストスーパームーン)、4月8日午後8時半頃。コペルニクスの位置よりも、このときの月の色が印象的であった。

 

朧月(月齢 10)。5月3日午後7時半頃。今年のGWにおいての気分(自分)を表している。

 

*******

EOS 6D、EF40-200 mm F4L(望遠側、200 mm)、手持ちにて撮影、トリミング。