波状雲(はじょううん)は、大気が波のように流れるときに生まれる。このものは、山岳地帯に発生することが多いので、山岳波とも呼ばれている。関東平野と山地の境目に、自分達は住んでいるので、この雲を目撃する機会が多い。これまで、波状雲の朝焼けや夕焼けを、記事としてアップロードしてきた。今朝は、極めて印象的な波状雲の朝焼けがマジックアワーに現れた。
午前4時半頃、上空の波状雲の朝焼けはもっとも鮮明になった。
草木も眠る丑三つ時が終わって、それほど経っていない時間帯である。周囲に、散策している人はいなかった。
まあ、この彩りは自分にとって「孤独のグルメ」と言うようなものになった。
もっとも、ゆっくりと味わう余裕はなかったが(撮り屋の宿命として(苦笑))。
朝焼けが終わって(4時40分頃)。
午後12時頃の空模様。幾分か、早朝の出来事を暗示させる、雲の風情である。
波状雲は、前線や低気圧が近づいているときに発生すると言われている。事実、今夜は雷雨の空模様になっている。
撮影、6月16日
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お手本として、富士山ならではの波状雲の美しい夕焼け(2014年10月10日、午後5時半頃)