こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

日の出前の光景、紅に染まったひつじ雲 2023年8月

2023-08-10 | 


先週から、これまでにあまり経験したことがないような空模様が続いている。周囲の山並みの上空に雄大積雲や積乱雲が連日のように現れ、雹は降らないが、夕刻のひととき、山並みが見えなくなるほどの雨が降る。あたかもスコールの如くにである。

それでも、夜明けの頃では、ひつじ雲やうろこ雲などの穏やかな雲が、ときに明るくなりはじめた青空に広がる。一作日では(8日)、午前4時過ぎ、かなり暗い青空にひつじ雲(部分的にうろこ雲)が浮かんでいた。もしかすると、この雲が地平線の彼方からの赤い太陽光で紅に染まるのではと思った途端、我が身のシフトレバーは目覚めモードにセットされた。毎朝の習慣ながら、血圧と脈拍を測り異常がないことを確かめて、わたくしは散策路での展望台に向かった。

アップした画像は、展望台で4時20分頃から待機して得た結果である。雲は日の出直前に紅に染まりはじめたが、数分間のうちに、その色は唖然とするほど濃くなった。

 

4時37分 マジックアワーにて、

日の出はは4時55分(桐生)であった。

4時46分 雲が染まりはじめた。

多くの雲が染まることを期待して撮影条件を決めた。

4時48分、頭上の光景はみるみるうちに変化した。

ホワイトバランスを曇りや日陰にセットすると色が濃くなり過ぎるほどまでに。

 

4時51分

 

 

***

4時55分、 極のときが過ぎて

マジックアワーでの紅色から通常の朝焼け色に変化しはじめた。

8日、桐生市にて。ホワイトバランスは太陽光、

RAW(撮影、現像)→ JPG(アップ用として圧縮)。

 

今日(11日)の光景(午前4時30分頃)。

ところが、日の出直前に雲は完全に消え去り、

8日の場合とは対照的な光景が眼前に広がった(午前4時50分頃)。

 

ホワイトバランスは太陽光。

(8/11加筆)