今月も間もなく終わろろうとしている。当地では、山並みの奥で雄大積雲や積乱雲が高く立ちのぼっている構図に変わりはないが、それらの雲による夕焼けの彩りは大きく変化している。日の入りのときが午後6時半頃と今月前半にくらべて早くなったからだ。周囲を山並みで囲まれた視点で眺めると、日が沈む頃および沈んだ直後、夕焼けの彩りは大きく変化する。山並みが地表付近からの光をカットするので、その彩りは濃い。オーバーな表現ながら、暗幕で囲まれたスクリーンに現れた彩りの如くにである。
このときも、雲からの強い反射で視点の周辺は夕焼け色を帯びた、午後6時半頃。
10分後の光景である。
その数分後、夕焼けの彩りは大きく変化した。夕日が当たらなくなると、手前のものは白雲に変化し、背景の高い雲からの反射で部分的に夕焼け色を帯びるようになった。そして、背景での夕焼けが分断されている光景も現れた。
この彩りでの対比を極として、夕焼けが終わった(18時45分頃)。
桐生市にて、ホワイトバランスは太陽光(昼光)、22日。