こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

富士山のライブカメラ映像(その8) 朝日で輝くレンズ雲などの光景

2023-10-08 | 富士山ライブカメラ映像

ネットワークシステムと撮影機材の進化により、各地から魅力に満ちたライブカメラ映像がインターネットで公開されている。「富士五湖TV」は富士山の周辺30箇所以上のビューポイントにカメラを設置し、これらのポインドでの映像をリアルタイムで公開している。

映像には、雲を生みだす高峰によるものならではの唖然とするほど美しい光景が、しばしば現れる。ここでは、2020年にダウンロードした映像を紹介する。なお、ダウンロードした映像は「富士五湖TV」(または同TVへの紹介リンク)と表記すれば、個人による使用が許されている。




最初の画像は、山頂の上空で大きなレンズ雲が朝日に染まって輝いている場面である。朝霧高原、2020年2月中旬、午前6時頃。「富士五湖TV」のHPには「ライブカメラ殿堂」との項目が設けられている。この朝焼けは、殿堂入りに値するほど稀な光景であろう。


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笠雲による影が朝日に染まる上空の雲に伸びている。太陽の高度が低いからこそ現れる、高峰に起因するみごとな光景である。朝霧高原、2020年10月上旬、午前5時40分頃



つるし雲になりそうなレンズ雲の朝焼け。朝霧高原、2020年9月上旬、午前5時20分頃



仮に眼前にこの光景が現れるならば、気分が高揚してシャッターボタンを押すであろう。朝霧高原、2020年10月上旬、午前5時50分頃



本栖湖(千円札)。ここでの高峰の姿はまことに端麗である。2020年10月上旬、午前5時40頃


千円札では山体の水面への映り込みが描かれている。このような瞬間での映り込みが映像に現れてほしいと思う、現地に短時間では到着できないところに住んでいる者として。


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私的な画像として、真夜中での高峰、月、星空の組み合わせ。
知人一家が朝霧高原でキャンプしたときに撮った画像から(ISO感度 4000、シャッタースピード 2秒、絞り f 値 1.3、午前1時過ぎ、8月下旬)






ダウンロードした画像は、元の画像とかけ離れない程度の画像処理とセキュリティチェックを行っている。