透明な空と朝日・夕日に染まる上層雲の組み合わせは自然からの美しい贈り物である。先月下旬での贈り物は、透明な空を背景ととして「ひつじ雲」と「飛行機雲」が朝日に染まる場面であった。
日の出の時刻を過ぎると、長く伸びて浮かんでいた飛行雲が朝焼けの色を帯びた。
長く伸びる飛行機雲は各地で見られたようだ。例えば、富士山のライブカメラ映像では山頂の上に伸びる飛行機雲が画面全体を横切っていた(富士五湖TV.ライブカメラ「朝霧高原」午前5時過ぎ)。
また、ウェザーニュース(お天気ニュース、26日)には「東京などの連休明けの朝焼けの空に長くのびる飛行雲」とのニュースが報じられている。なお、そのニュースでは、「飛行機雲が長くできることは雨が近いと言われますが、今日の関東は晴天となる見込みです。」との説明が添えられていた。
一枚目の画像では山頂の左側(北東方向)をアングルに入れていないが、その方向では一群のひつじ雲が浮かんでいた。
飛行機雲に次いで、ひつじ雲の群れが朝日で輝きはじめた。
群れは段階的に朝日に染まった、広大な牧場でヒツジの群れがつぎつぎと朝日の染まる場面を想像させるかのように。
この美しさをいつまでも手持ちのディスプレイで再現したい。そんな思いで、何回かシャッターボタンを押した。
群れ全体が優しい朝焼けの色に染まった。
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朝日を浴びる庭の花から。
シュウメイギク(秋明菊)の変わり咲きである。この変わりものは他の咲き方のものにくらべて早めに咲く。
ツユクサ(露草)、「露草の青が濃くなる空よりも(古屋秀雄)」。
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9月26日午前5時過ぎ、ホワイトバランスは太陽光。
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