こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

昨日は、虹色の彩雲が太陽の周りに現れた(2021年6月)

2021-06-21 | 

今日は雲の多い梅雨の晴れ間らしい空模様になっている。さて、昨日午後、波状雲とうろこ雲が上空に浮かぶ時間帯があった。そして、雲が太陽の方向まで移動したとき、虹色の輪(彩雲)が太陽の周りに現れた。

彩雲では、波状雲による彩りの特徴とその範囲の広さが印象的であった(比較のために信号機(赤)を入れて撮った)。

 

彩雲は、太陽の光が雲の粒を回り込んで進むこと(回折)により発生する。波長が長い赤い光は波長の短い青い光よりも大きな角度で雲の粒(水滴)を回り込む。進行方向は光の色(波長)によって進行方向が変わるので、色が分かれて(分光)、虹が見えるようになる。 「気象庁ホームページから部分的に引用(一部加筆)」。

 

 

これらの画像は肉眼で直視できない光景である。撮影では、絞りf値を16-18と大きくし(広角レンズ)、ファインダーの直視などは避けた。

 

 

ディスプレーに現れた彩雲を、印象派の画人達はどのように描くであろうか。自然からのプレゼントは美しく変化に富んでいる。

 

 

昨日の彩雲は、関東各地で見られたとのことである(ウェザーニュース「お天気ニュース」、6月20日)。

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北東方向では、高層雲や中層雲が浮かんでいた。そして、夕刻、これらの雲は夕日で赤く染まった。

 

 

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撮影、6月20日午後、桐生市にて。



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