自然園で、オオヤマレンゲのみならず、ヒメサユリの花などが見頃となっていた。ヒメサユリは日本特産の美しいユリであるが、自生種の分布は新潟・山形・福島の三県に限定されている。
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ヒメサユリの花、6月2日撮影
ヒメサユリ(姫小百合): 別名、オトメユリ。山間部に自生しているユリ科ユリ属の多年草である。環境省の準絶滅危惧種に指定されている。花は芳香を放つ。嫌煙植物であるため、自生種の保護地では喫煙が禁止されていると聞く。
いつものように、後から撮ってみる。芳香の誘われただろうか、花に小さな昆虫がとまっていた。
このような蕾もあった。撮る者としてはため息をつきたくなる。しかし、この姿は自然の厳しさが自然園で保たれていることの証でもあるとして、気を取り直す。
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園内で咲いていた花から
エビネ(海老根、ラン科エビネ属、山野の落葉樹林内に自生している多年草)
近頃は、山で自生種に出会うことが少なくなった。
クサタチバナ(草橘、ガガイモ科の山地に生える多年草)とアサギマダラ
アサギマダラ(タテハチョウ科の大型の蝶)は、南西諸島や台湾から北上してきたものであろう。この蝶は長距離を移動する。
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そして、オオヤマレンゲ
今年の一番注目している花です♪
まさかこつなぎさんが取り上げられるとは思いませんでした。
来月、ヒメサユリとニッコウキスゲの競演を狙ってます(^^)
そのヒメサユリですが、九州のほうではササユリというのがあるみたいですね。
ヒメサユリと似ています。
ブログで九州の方とリンクしているので、訪問もさせていただいているのですが
東日本にはない花、でも似ている花などなどとても興味深いものを知らせてくれます。
例えばアカヤシオはアケボノツツジ、ミヤマキリシマはピンクの花で
こちらの山ではピンクの群生したツツジを見ることはないので新鮮ですし、
逆にレンゲツツジのオレンジ系のツツジは九州地方にはないようです。
画像のヒメサユリですが、ちょっと元気がない気がします~(^^;)
こちらも驚いています。まあ、今回の記事は先制打になりそうでしょうか。しかし、
後日に逆転のホームランを喰らうことになりそうです(笑)。
ヒメサユリは、どうも関東地方を嫌っているようですので、関東に持ってくると
何となく元気がなくなるのでしょう。
ヒメサユリとササユリ(中部地方以西に分布)はよく似ていますが、
区別は難しくないと私は思っています。
ツツジの分布に違いがあることも面白いことです(コメントに感謝します)。
ところで、ヤマユリも日本固有種です。ヤマユリがごく普通に咲いている様子を
スライドの画像に入れて、海外の人々を驚かす。これも一興かと
思っています(話がそれてしまいした)。