今朝は、マジックアワーにおいて、近くの山並みの上に浮かぶ雲が赤く染まる場面に遭遇した。その場面はわずか十分間の美しいスライドショーのようであった。
夜明けが迫っているときに、まだ灰色を帯びている雲が仄暗い青空を背景として山並みの上に浮かんでいる。そして、雲が地平線の彼方から届きはじめた太陽光に染まりはじめる。彩りとそれによる雰囲気は短時間のうちに大きくかわる。この過程をアナログ派の画人になった気分でデジタルカメラで記録する。山に囲まれた街に住んでいる者として、わたくしはこのようなことをたびたび繰り返している。
このときは、先日に北海道で見られた「夜空を赤く染めるオーロラ」を連想させる場面も現れた。
場面は余韻のときである。
ー15日桐生市にて、午前4時15−25分(日の出(群馬)4時35分)ー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます